日毎に敵と懶惰に戦う

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鎌倉で坂倉準三展など

7時起床。日記を書いて、朝飯にシリアル、コーヒー。崩れそうなのか、持ちそうなのか、微妙なお天気。昼ごろに出かけて、電車に乗って鎌倉まで。鎌倉に気軽に行けるってのはほんとにいいね。
小町通りはちょっとなにこれ、というような混雑で、前に進むのも億劫だ。人ごみをかき分けかき分け進み、鶴岡八幡宮の境内、神奈川県立美術館鎌倉館の坂倉準三展にやってきた。
建築家 坂倉準三展:神奈川県立近代美術館<鎌倉館>
コルビュジエの弟子の日本人と言えば、坂倉準三と前川國男がまっ先に浮かぶんだけれど、さてその坂倉準三。ああまさにコルビジュエの影響!というような神奈川県立近代美術館の鎌倉館…その坂倉準三、という印象をずっと持っていたのだけれど、ル・コルビジュエの事務所で腕をふるっていた坂倉準三の姿をこの展覧会で目の当たりにし、そしてパリの万国博の日本館の設計を見るに、ちょっと印象が変わってくる。
コルビジュエの日本での仕事として名高い西洋美術館であるけれど、あれは要するに、ほとんど坂倉準三の仕事なのではないか。私たちが、これぞコルビジュエ!と思っているあの姿って、要するに坂倉準三の仕事そのものではないのか。それほど、この人の仕事は一貫していて、確立されたスタイルがある。
渡仏してコルビジュエの事務所で働いていた時から、帰国し、戦争を挟み、全国各地に一貫したスタイルの作品を残していく坂倉準三。神奈川県立近代美術館の鎌倉館、日仏会館、国際文化会館、そしてそして…。多数の図面で雄弁に語られる坂倉準三の世界がとっても素敵なのです。わたし、坂倉準三と前川國男のどっちが好き?と言われれば、この日記でも言及してきたのは前川さんのほうが多く、前川さんのほうが好きかなあ、とは思うのだけれど
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都市計画も含めた視座の確かさって点では、坂倉準三のほうが上かなあ、とは思うのだった。とにかく、鎌倉のこの美術館がすばらしいことは確かなのだし。新宿駅のロータリーは、坂倉準三の仕事なのですね。あの仕事一点においても、坂倉準三すげー、って思うわ。ここの美術館については、以前のエントリもご参考に
神奈川県立近代美術館鎌倉の、本館と別館にも - 日毎に敵と懶惰に戦う
今回の展覧会、ものすごいガチな建築についての展覧会なのだけれど、結構すごいバランス感覚で、一般の人にも楽しめる展覧会に仕上がっていると思うのですよ。
さて、美術館をあとに、また混雑している小町通りをかきわけて、パティスリー雪乃下へ。
マカロン 焼き菓子 通販 鎌倉 小町通りの【パティスリー雪ノ下】
id:nyaofunhouseさんの一連のエントリでもオススメされていたお店、はじめてきましたよ。ショーケースに並んでいる素敵なスイーツから選んで、イートインで、とお願いして席につきます。小町通りはうんざりするほど混んでいるけれど、このお店はちょっと奥まっているせいか、あまり混雑していなかった。といっても、3時をまわるとあっちゅうまに混雑してきて、ああ、文明堂曰くなる3時のおやつという文化は強固なものだなあ、と感心したのだけれど。
イートイン限定と言う「タルトショコラ」と、「ミルフィーユ」、ああ幸せ…大変おいしゅうございました。連れの人の食べていたクリームブリュレとマカロンとかいっぱい乗った賑やかなのも大変おいしゅうございました。さくさくした焼き菓子部分が特に美味しい店かなあ。タルトショコラの、チョコレート部分の複雑な甘みもたいっへん結構でございましたけれども。
それにしても、nyaofunhouseさんのスイーツ放浪記は、本当に参考になります
スウィーツ放浪記2008-2009冬 - Nyao’s Funtime!!
さっさかと鎌倉から退散して、横浜にちょっと寄り道。靴下買ったり。関内に出て、ちょっと塩分が足りない…とマクドナルドでまったりして、ああ、雨も降りだした。さて帰ろう。近所の八百屋で米ナスが美味そうだったので、これを購入、ついでにひき肉を購入。豆板醤で炒め物を作る。ここでもこないだ購入した唐辛子の輪切りが活躍、使えるなあ、これ。ビールなど飲みつつ、まったり。