相変わらず、3万円台のプリントアウト自転車でそんなこと考えなくても、という話ですが。先日購入したサイクルベースあさひの『オフィスプレス』ですが、
http://www.cb-asahi.co.jp/image/09bike/cba/office.html
ギアの歯の数が書いてあったので、ギア比を計算してみたい。
フロントが『48T×38T×28T』、リアが（14〜34T）と書いてあって、調べてみると『14T×16T×18T×20T×22T×24T×34T』というのがあった。あったけれど、実物見ると『34T』はおかしい。シマノの品番から見ても、実物を見ても、多分これは『34T』ではなく『28T』が正しいと思う。なので、『14T×16T×18T×20T×22T×24T×28T』で計算してみます。
1(28) 2(24) 3(22) 4(20) 5(18) 6(16) 7(14) 1(28) 1.00 1.17 1.27 1.40 1.56 1.75 2.00 2(38) 1.36 1.58 1.73 1.90 2.11 2.38 2.71 3(48) 1.71 2.00 2.18 2.40 2.67 3.00 3.43
フロントが『1』でリアが『6』『7』とか、フロントが『3』でリアが『1』『2』とかは構造上危ないので使わないし、実際、使う意味も無いことが分かります。別のギア比でカバーできる。
実際に使いそうなところをボールドに、使っちゃまずそうなところをイタリックにしてみる。
1(28) 2(24) 3(22) 4(20) 5(18) 6(16) 7(14) 1(28) 1.00 1.17 1.27 1.40 1.56 1.75 2.00 2(38) 1.36 1.58 1.73 1.90 2.11 2.38 2.71 3(48) 1.71 2.00 2.18 2.40 2.67 3.00 3.43
以下、フロントを先に書くかリアを先に書くか、とか、ルールを知らないので、その辺表記が不自然だったらすまん。
土日の2日間、合計50kmほどを、平坦な国道から比較的急な坂道まで取り混ぜて走行しました。この時はギア比がいくらになるか確認してなかったんだけど、感覚的に、通常の巡航は『2』×『5』『6』程度、発進時は『2』×『4』が良いかな、と思った。くるくる回す感覚で走って、ここまでのギアで28km/h程度までは出る。30km/hは『2』×『6』だとやや辛い。向かい風が強かったり疲れていたりすると、『2』×『4』に落とす感じ。
それ以上の速度で快適に走ろうとしたり、下り坂を走ろうとすると『3』×『5』〜『7』ということになる。ただ正直、公道でこの自転車で、30km/h以上の速度を出すのは危ないですね。普段は使わないでしょう。『3』×『7』で平坦な安全そうな道を一生懸命漕いでみたけれど、私の今の体力だと40km/hをなんとか維持できるかなー、というレベルだった。それも長くはちょっと。
ギア比固定のピストのギア比について、結構詳しく書いてあるところを発見して
ピストスタイル: ギア比
ママチャリはフロントが『33T』リアが『14T』が一般的だそうで、これでギア比2.36。ピストの人は2.6〜3.2くらい。競輪学校に入試は3.27、競輪選手の平均は3.57、脚質によっては4程度まであるようですね。ロードで一番ギア比を重くすると、構成によっては『53T』×『11T』で4.82なんてあるみたい。
『2』×『6』ってギア比2.38だから、ママチャリレベルなギア比なんだね。でも、公道を30km/h以内で長く走る分には、これぐらいが一番楽なような気がする。自転車が軽いロードバイクとかピストになると、もう少しギア比を大きくした状態が楽なのでしょうけど…30km/h以上出す前提だな。
…と思って、回転数を計算してみた。今の私の場合、ギア比2.38、タイヤ外径700mm、速度28km/hとして計算してみると
自転車のペダル回転数の意味
ケイデンス89rpmと出てきた。89rpmは、今の自転車にしては回転数が多いほうみたい。もう少し重めのギヤにして回転数減らしたほうが、本当は疲れないのかな？
坂道は勾配によるけれど、前に乗っていたSJクロス27よりもはるかに軽いギア比に出来るようになったので、急な上り坂でも下りずに漕げるようになりました。その点はラクチンで嬉しい。そういう意味では、急な坂道を走らず、下り坂を無理に飛ばさず、公道以外の場所でレースとかに出るのでもなければ、リアだけの7段変速でもあまり不自由は無い印象なのでした。
ロードバイクのギア比について詳しく書いてあるところがあったので、リンクしときます
自転車の多段ギア比
このサイト、データが凄いな！
自転車探検！
