日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

ロードバイク乗りにも、箱根駅伝は一大行事のようである

1月2日に、箱根駅伝とは国道15号線を逆送して東京方面に向かったのだけれど
自転車で、若洲まで東京湾臨海大橋初詣97km - 日毎に敵と懶惰に戦う
横浜から川崎にかけて、下りのコース、つまり箱根駅伝の先導車のさらに前だな、そこを隊列を組んで走っていくロードバイクを多数見掛けた。ロードバイク乗りにとっても、年始の走り初めは箱根駅伝を先導して箱根へ!みたいな伝統があるのだろうか。ちょっと検索してみたら

今日は箱根駅伝の日。
先導車の前を走りたいという願いを叶えるべく走ってきました。
9時頃、戸塚中継所でAさんと待ち合わせ、ひたすら西を目指します。
同じように走っている方って多いんですね。
http://roadbike-tarou.way-nifty.com/blog/2010/01/post-4f1a.html

駅伝には直接関係ないが、選手を待っている間、何台ものロードバイクが通過していった。話によると、箱根まで走る人もいるらしい。5区小田原から芦の湖まで900m近くの上り、トータル往路108km、正月から気合入っている人もいるもんだね。
箱根駅伝応援と初乗り: 走れ!ヒコのロードバイク!

とは言え、きっちり先導車の前を走り続けるのはなかなか大変みたいだ

さて、我々も出発です。ランナーは1km3分弱で走ります。20km/hですね。こっちはゆっくり走っても25km/h。のんびりポタリングですね。v(^o^)v 30分先行してスタートします。

敵は信号でした。(X_X;) こっちは30km/h以上で走ってるのに、信号で止まるたびにジワジワと差が縮まって行きます。・゚・(ノД`)・゚・

相模川を渡り平塚市に入ったところでそれは突然やってきました・・・
おまわりさんが赤棒振ってます。まっすぐ行っちゃダメだ。右へ曲がりなさい。って・・・。交通規制が始まっちゃいました。・゚・(ノД`)・゚・
まさにらくがき: 箱根駅伝を先導する。

きっちり先導するのは、時速30km/h以上で安定して巡航しないと駄目みたい。逆に、後ろから追走する人もいるようだ

実際に走ってきましたが30〜40人くらいの人がレース前の集団のように走っていました。
沿道の人も結構応援とかしてくれました。
落車もなく自転車競技のPR見たいな感じでした。
箱根駅伝をロードバイクで追っかけてるのをよく見ます自分もロードに乗... - Yahoo!知恵袋

この知恵袋の相談者は

危ないに決まってます。
自転車のイメージが悪くなるので止めてください。

と止められておるけどね。追走する分には、操作された信号の恩恵を受けてそのまま走れるのだろうか。そうでもないようだ

【まとめ】
・平均速度はランナーの速度なので18km/h〜20km/h程度。
茅ヶ崎→小田原まではなぜか信号は止まらず走行可能な状態
・小田原以降は信号遵守となる(人が異常に多い)
・補給食は持って行くべき
・ランナーを追うので停止できない。停止したら、選手集団と距離が空き、普通の独走と変わらない。
2010年 第86回箱根駅伝 追走 KUOTA KEBEL 時々 BD-1:

この人によれば

あれだけいたロード数十台がいない! おい! 箱根は登らないのか!

ということで、箱根の山も追走して登ろうという猛者はあんまりいないみたいだ。追走はずっとついていかないといけないし、あんまり慣れない人はやらないほうが良さそうですね。先導したほうが良さそう

コンビニで補給と軽量化を済ませて、午前6時40分過ぎに大手町のスタート地点をいざ出発!!

死にそうにヘロヘロになりながら、気力でなんとか、本当になんとか、午後1時10分頃「国道1号線最高地点」に到着。追い越されずに済んだ。。。 最後はアタックをかける余裕なんて微塵も残っていませんでした。
そして登ってきた後ろを見ていると、程なくして中継車、そして選手が登ってきました。
箱根駅伝先導隊:クルクルログ:So-netブログ

選手の1時間半前に出発しても、箱根まで先導するのはなかなか大変そうです。最後に、追走する人の映像をほんとに、落車したりしたら目もあてらんないから、気をつけてください…