日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

松山城と松山の夜

今治から松山へ向かう道はなかなかの混雑で、松山市内に入っても交通量は多い。ずいぶんと車が多いものだなあ、と感心し、車内では相変わらず、現役最長老の芸能人は誰でしょうね、今文豪と呼べる人は誰でしょうね、などと、あまり地勢と関係の無い話を繰り返しながら、さて着きました松山市内。なんだか、どこへ行っても坂の上の雲一色で、とにかく、坂の上の雲坂の上の雲。宿に辿りつくには少し早いので、駆け足で松山城を訪ねることにする。

街の中の毅然とそびえたつ山の上に、その存在感を誇示している松山城。街のどこにいても見えるお城。全国でも数少ない、現存する天守の一つである松山城へは、歩いて登るか、ロープウェーかリフトで登るしかありません。というわけで、リフトで

リフトを降りてからも結構な坂道を登ると、それはそれは立派な石垣が見えてくる



石垣も、天守も、なんとも美しい寺だ…。一部は火災により消失してしまったようだけれど、それ以外は江戸時代のもの。重要文化財天守閣の上に登れば、松山の街が一望できる

大変堪能して、しかし、このキャラクターは…や、かわいいけどさ(笑)

松山城を観光したのち、5時半頃、宿に入る。道後温泉の『古湧園』は大層立派な旅館なんだけれど、今日は素泊まり。しかもひとり5000円。ぜんぜん期待していなかったんだけれども、それはそれは広い部屋に通されて、畳も新しいし、道後温泉の本館も部屋からよく見えるし

部屋には立派な風呂もトイレもついているし、大層満足。道後温泉の本館も行きたかったけれど、どうも行列するほど混雑しているのでこれは明日の早朝にしましょうということにして。そして入った宿の風呂もよいお風呂で、お湯はさすが道後、柔らかくて飽きない。しばらくのんびりしたのち、今夜の食事は松山の街に繰り出しましょうと、以前、松山で行ったことある店へ、市電に乗ってご案内する
http://liquor.g.hatena.ne.jp/zaikabou/20070501/1178230568
2階に通されて落ち着いていて良かったけれど、どうにも気の廻らない店員さんが多く、そして魚も、いや確かに美味いんだけれど、昨晩の印象が強烈過ぎて…。それでも、魚も日本酒も美味しくいただき、最後の白身魚の炊き込みご飯と『日向めし』の美味さが素晴らしかった。いやほんと、素晴らしかったです。印象がいっぺんに良くなった。そんなわけで、松山の街をタクシーで宿に戻り

今夜もあっとゆうまに御休みなさい…
私は松山の街は好きですね。松江と同じくらい好きかな。城下町の文化がちゃんと息づいていて、荒れてなくて、ちゃんと若者もいて繁栄している地方都市、という印象を受ける。これは松江も共通。交通の便があまり良くないために、独自にちゃんと生き残っているのではないか、と思うのです。