日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

六本木アートナイト2010

去年に続いて、六本木アートナイトが行われた
六本木アートナイト
去年は詳細レポートしまして
六本木アートナイト - 日毎に敵と懶惰に戦う
とりあえず今年も、簡単な感想を。森美術館や21_21のオールナイト開館が実現したのは素晴らしい。そして、地元の商店街も含めて、お祭りとして盛り上げようという気合いが伝わってきた。ガイドブック見て、うひゃあ、こりゃ凄い!と思ったもの。今後も長く続いてほしい。明るいうちから、点在するいろんなものを堪能した




メインの椿昇のビフォア・フラワーは…んん、去年のジャイアントとらやんにはインパクトでは明らかに負けかなあ…


とにかく凄い人出で、普段は閑散としている新美術館のアーティストファイル展が(無料ということもあるが)大混雑していたり、屋外でのイベントに大量の見物客が出ていたり、“お祭り”としてしっかり認識されているんだなー、ということを感じた。






一番盛り上がっていたのは、このカンパニー・デ・キダムの『ハーバートの夢』かな。ミッドタウンの芝生広場に幻想的に揺れる白い光と、それを見守る大勢の人々。六本木ヒルズでのアリーナにおける、観客含めた祝祭感溢れる盛り上がり。

それぞれにとてもよかった。夜だからこそ、のアトラクションはやっぱりステキです。



夜が更けてくると、六本木の森美術館に入るのに長い行列ができていたし、森美術館内のイベントは人が多すぎて全然見えなかったり…

ん、なんというか、ほんと、よくもわるくもお祭りになったんだなー、と思ったですよ。あ、そうそう。今回のイベントのための特設喫煙所が何箇所か設けられていて、ライブペインティングやっていたり、暖房が効いていたり、中でサンプルとかライター配ってたり、中でライブやってたり、喫煙者恵まれている!ってイベントだった(笑)

煙もくもくの中でトランペット吹いていた外国の人、なんか、かなり可哀想であった…
そうそう、去年に続いて、今年も寒かったなあ…。六本木アートナイトの夜は冷えることに決まっているのかもしれない、って、まだ2年目だけど。六本木ヒルズの屋上も遅くまで営業していて、夜景は綺麗でした。寒かったけど。カップルがみんなずるずるべったりしていたけれど


あ、展覧会として見た中では、国立新美術館のアーティストファイルは、O JUNのドローイングの構成が素晴らしかったですね。そして石田尚志がホント素晴らしい。恵比寿の時は、こんな面白いものを少人数で見ていてもったいない!と思ったけれど、今回は大勢押し寄せた人達がみんな食い入るように見ていて、なんか嬉しかったです。21_21のクリスト展も、柳正彦さんのギャラリートークが聴けて満足。クリストの、あれだけの大プロジェクトをやりながらフリーダムなアーティストの位置を確固として維持し続けるところが凄いな、と。そう思いました。
まあとにかくね、夜中までいろいろやってて、安全に歩き回れるって、それだけで楽しいよね…



今年は新宿、池袋、渋谷、品川、東京などに無料シャトルバスが増強されていて、こういう足の確保も素晴らしい。駐車場を無料にするのも素晴らしい。都営大江戸線も終電を遅らせたり、東京都も結構協力しているんですね。森美術館のエレベータの中で、東京都の担当者と外国人が『まだ2年目でいろいろグダグダで』『ドンマイ!』みたいな会話してましたけど、うん、いろいろ頑張っていたと思います。


森美術館の深夜のイベントとか、ヒルズの映画館もオールナイト上映とか、深夜の時間帯に入っても、いろいろ楽しめるようになってたみたいですね。かなり疲れ気味だったので、オールナイトせずに無料シャトルバスで離脱、終電で帰宅しました。個々のクオリティなどについていろいろ思うところもあったけれど、こういう楽しいイベント、祝祭感があって、かつ多面的に楽しめるようなイベントを、来年以降も頑張ってほしいな、と、一参加者として思いましたです。