先週、横浜のクルーズで、子安の運河沿い…かつての海岸沿いを船から眺めた
横浜『CYCLE×CANAL TOUR』に参加して、東横線跡地の利用について考えた - 日毎に敵と懶惰に戦う
その風景があんまり素晴らしかったので。こんな感じで素晴らしかったので
陸の側から歩いてみることにした。船で通りながら『ああ、このへん素敵だな、面白いな』と思っても、すぐに陸に上がるわけにいかない、もどかしさというのがある。それが面白さでもある。とにかく、日を改めて、水の上から眺めた場所を、陸の側から眺めてみる、というのも良い
場所は、京浜急行の子安駅から仲木戸駅にかけて。国道15号線から、ほんの少しだけ、海側に入った道。国道15号線はさんざん自転車で通っていたのに、その裏に素晴らしいものがあるとは、これまでぜんぜん知らなかった
かつては、江戸前の魚を多く水揚げする、とても賑わった漁港だったという。いまでも屋形船や釣り船に混じり漁船が多く観察される。漁業は引き続き行われている。建物の間から、運河と船が見えると、ああ、ここは漁港なのだ、という思いを強くする
どこか違う国に紛れ込んでしまったような、そう、ベトナムとかタイとか。そんな雰囲気
建物が立ち並ぶ隙間、駐車場や空き地から運河を眺める、そうだなあ、ほんとに漁港だ、ここは。こんな近くに、こんな漁港があったとは
浜通りと運河の間に建つ建物、特徴的な様式があり、それがこんな
コンクリート造りの箱的な何か。概ね、仕切られた中は倉庫か駐車場に使われており、屋上にプレハブ小屋が置かれている。これも倉庫にされているんだろう
箱の上はかならず、テラス的なものになっており、運河に向かって手すり、プレハブ小屋、そして植え木。倉庫以外には、あまり有効に活用されているようでもない。どこかにちょっと気のきいたカフェ、ギャラリーでもできると、面白いかもしれない
他では味わえない、なかなか、面白い雰囲気のところだ