日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

森美術館『ネイチャー・センス展』は早めに行ったほうがいい

朝から暑いねえ。5時半ごろに家を出て、会社へ。ちょっと連絡が悪く、6時半には着。お仕事。9時過ぎに出て、田園都市線沿線の客先で長い打ち合わせ。
ラーメン食べて昼すぎに会社に戻り、本日はフレックスしてちょっと早めに退社、電車を乗り継いで六本木、森美術館のオープニングにちょっと
MORI ART MUSEUM [ネイチャー・センス展]
今回は51階でレセプション、館長キュレーター作家他ご挨拶、乾杯の音頭は普段はよしこたんなんだけど…
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今日は文部科学副大臣鈴木寛で、みんなにシャンパンが配られたのに『今エレベーターに乗っているところです』って。でもギリギリセーフで到着、お疲れさんです。もりしゃちょうの人脈なんでしょうか。それにしてもロクロク星人のしゃちょうぬいぐるみは、あっちこっちで不憫なことになっているんじゃないかしらん。可哀想に。……とりあえずシャンパンとかいろいろいただきました。ボンベイサファイアのソーダ割り美味かったです。おつまみもみんな美味しゅうございました。
で、さて、展覧会。今日はカメラを持っていなかったのですが、最近の恒例で、写真撮影が自由です。アイ・ウェイウェイの時だけでなく、その後も続けてるのが偉いと思う。そして展覧会。3人の日本人による、オール新作の展覧会。キュレーターの片岡真実さんが『何度も、間に合わないかもしれない、と冷や汗が』と言っているのが理解できた。なんてセンシティブな展覧会なんだろう。そして、森美術館でこんな繊細な展覧会をやる英断よ。
3人がそれぞれ、大スペースを使い倒した作品を展示していて、内容については行ってよく見ていただきたいんだけれど、必然的に客層が混沌とした…展望台に来た客がすべて流れ込むこの美術館で、こんなに繊細な展示をしてしまって大丈夫なんだろうか、と非常にハラハラする。数日のうちに、展示の仕方が変質してしまう可能性もある。実際、初日には自由に見れたものが、後日あんまり近づけなくなったり…ということが、この美術館にはよくあるんですよ。ちゃんと作家の意図の通りに鑑賞したいなら、もしかしたら、ここ数日のうちに行ったほうがよいかもしれませんよ。内容は良い。東京静脈的な大画面映像もあり、橋脚萌え萌えなので、ドボククラスタの人間も是非行ってください。
その後、『最古の恐竜展』も内覧会のゲストは入場可能です、というので入ってきた。三畳紀の恐竜・哺乳類・ワニの抗争など、あんまりよく知らない恐竜の話が多くて、おもしろうございました。しかし、恐竜ってのも、なんか展覧会をやるたびに『新事実発見!』みたいなことになっていないか。物ごころついて以来だけでも、恐竜についてのいろんな一般知識が何度も書きかえられているような気がするし…考古学ってそんなにホットな学問なんですか
素敵な夜景も眺めて、さあ帰ろう。乗り過ごして元町・中華街、まあいいや、と、横浜公園などを通り、自宅までとぷとぷ歩いて帰宅する。