日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

六本木新宿茗荷谷蒲田日記

起きて7時、今日もいい天気。朝飯にシリアル食べて、9時過ぎに出掛ける。横浜乗り換えで六本木、六本木ヒルズへ。先日見て、イマイチ、ピンとこなかった小谷元彦展を再訪、解説聞きながらじっくり見たら、やっぱり凄いわ、と感想を変える。ちょっとじっくり向き合ってみないと、ああ綺麗ね、で終わってしまうな…。天井と床が鏡の部屋で周囲に滝の映像が流れる作品が迫力凄いんだけれど、この日は周囲の壁のうち2つが、windowsの起動エラー画面が出て立ちあがっていませんでしたよ…(笑)
大変よい天気なので、展望台からの眺めも良いし


屋上から、スカイツリーも東京タワーもよく見えたけれど


もう少し風が強くないと、どうしても、空気が淀むね…

あ、写真の人は知らない人です…。今日は追加料金300円を払って、スカイプラネタリウムも見てみた
http://www.sky-planetarium.com/
んー、面白かったけど、若干拍子抜けの感もあるか。もう少し大迫力かなあ、と。大平さんだから、過剰に期待しすぎだったかしらん。その後、木の庄帆布の店に寄り、修理依頼。ここで買ったカバンが
今日の日記 - 日毎に敵と懶惰に戦う
ちょっと金具部分が壊れてしまったので。治ったら連絡してくれるとのことだった。よろしくです。アディダスを覗いてからミッドタウン方向まで歩いて、地下鉄の大江戸線に。都庁前で乗り換えて、新宿西口。ベルクで昼飯、ハムとかペーストとか、素敵なものが沢山のったプレートで昼飯、ビールもつけちゃって680円。あー、美味いわ―。幸せだわ―。この店を追い出すのは新宿の価値を減損する、新宿駅にとって大きくマイナスだと思うんだけどなあ、ルミネさん。ここだけ特別扱いしたら他の店子に示しが付かない、というなら、どうせ離れ小島みたいな一画だし、ここはルミネじゃありません、ということにしてはどうか。
ちょっと量は足りなかったので、いい気になって昼飯のハシゴ、アカシヤは混雑していたので沖縄食堂やんばるへ。ラフティーごはんと、そばのセット。豚肉美味しゅうございました。となりの人の話を聞くともなしに聞いていて、飯田橋のカナルカフェの息子の嫁さんが超絶美人で気立ても良いらしい、という、役に立たなくて真偽のわからない情報を得ることができた。
タカキューでお買い物。毎年、2000円で会員カードを更新すると4000円のお買い物券を送ってくる不思議なお店。ちょくちょくあるセールなどと考え合わせると、元の値段を疑うぞ。駄目にしてしまった冬物の仕事用コートや、ワイシャツや、薄手のセーターなど。30%OFFの4000円引きの2%OFFで購入、安く買えてよかった。その後、伊勢丹の地下食品売り場でテンションが上がって出て来てみれば、おや、デモ行進か。あー、これか、新宿ど真ん中デモ
反戦と抵抗のフェスタ2009
思ったより参加者は少なく、そして警備は大変厳重なのであった。公安の皆さんもお疲れ様です。新宿駅まで歩いて池袋へ、丸ノ内線に乗り換えて茗荷谷。大好きな東京大学総合研究博物館小石川分館で、なにやら面白い展覧会をやっていて…本日は実は最終日であった!ので、急遽やってきました。

「ファンタスマ:ケイト・ロードの標本室」 "Fantasma: kate Rohde's Chamber of Specimens" 東京大学総合研究博物館
この展覧会も面白かったよね
東京大学総合研究博物館小石川分館「グローバル・スーク」 - 日毎に敵と懶惰に戦う
今回の展覧会は、ケイト・ロードによるフェイク感満点のオブジェが、“驚異の部屋”たる博物資料の数々の中に散在している。展示物の文脈をきっちり読み込んで配置されたフェイクの数々は、際立ったフェイクとしての存在感を放っていて凄い。でも、人によっては展示物の力に完全に負けていると見えるかも。いずれにしてもあの本物の力によるカオス空間にさらにフェイクが加わったカオスが大変面白かった。
小石川植物園もきれいだねえ


またすぐに茗荷谷まで歩き、丸ノ内線で東京へ。乗り換えて京浜東北線で品川、京急で蒲田。文学フリマ
文学フリマ - 文学フリマ公式サイト-お知らせ
はてな村の同窓会みたいなイメージが強く、あっちこっちであの人やこの人が殴り合いに発展しているんじゃないか、IDだけ知っている知り合いと沢山会うのでは無いか、これまで怖くて近づけなかったのだけれど。帰宅途中に寄れるので寄ってみましたよ。なるほどサブカルな香りがする会場で、いろいろ眺めたのでした。特に、絶版建築本のガイドブックが面白いなあ。はてな村の香りがする文芸誌もいくつかいただきましたです。
すっかり暗くなって、京急蒲田から日ノ出町まで、帰宅しました。