東神奈川駅に近い横浜中央卸売市場水産物棟では、月2回、第1第3土曜日に、一般開放を行っている。2008年の秋から
横浜市 経済局 横浜市中央卸売市場
横浜市中央市場水産物棟が月2回一般開放へ-地域交流目的に - ヨコハマ経済新聞
4月2日は第1土曜日。9時〜11時まで開放されているんだけれど、10時くらいに訪れてみた。なお、この日はじめて行ってみたので、毎回同じイベント内容とは限りません。詳細については上記のwebページに公開されるみたいなので、事前に調べて行くが吉です。
今回の内容は
お魚マイスターによる魚の教室(午前１０：３０〜１１：００）
テーマ：キンメダイ
お魚さばき方教室（午前９：３０〜）
アジの三枚おろし等を体験することができます。魚のプロがさばき方をお教えします。９時３０分から始まり、教室には随時参加することができます。
仲卸売場での仕入れ体験（午前９：００〜１１：００）
水産物のお買い物ができます。マグロを取扱っているお店では、生マグロの解体・販売も行います。
市場探検隊（午前１０：００〜１０：３０）
市場内の主な施設（水産物部）の見学。−４０℃の冷蔵庫も体験できます。１０：００に探検隊のツアーが出発しますので、時間までに受付（水産物部警備員室前）にお越し下さい。
魚河岸（うおがし）汁の無料配布（午前９：００〜 先着３００人）
イワシのつみれ汁を配布します。配布場所については、当日９：００から受付で配布するご案内のチラシでご確認ください。
まずは、10時からはじまる市場探検隊に参加。今回の参加者は20人弱で、お子さん連れのご家族もいるし、私みたいなもの好きもいるし、という感じ。隊列を組んで、市場内の食堂や、野菜乾物食器肉その他、いろいろ扱っている『関連事業者棟』を通り抜けて
いきなりハイライト、-40℃の『超低温冷蔵室』は、エレベーターを使って4階まであがります
巨大なエレベーターの中がひんやりしていたので、もしやエレベーターの扉を開けた途端冷凍庫が！と思ったけれどそうではなく。前扉を開けて前室に入り、いよいよ-40℃の扉が開きます
おー
さ・む・い！ぶるぶる。
個別に区切られた冷凍スペースの中には、主にマグロなどが保管されておりますです
さっと入ってさっと出る、というのでもなく、冷凍庫の中に結構な時間滞在。案内する人が『もういいですかあ』という感じで、みんな外に出る、という。とてもゆるいムードで、自由に見学させて貰えます。逆に、点呼するわけでもないので、このまま閉じ込められたらどうしよう！（死角がある冷凍庫ではないので、それは無いと思う）
すっかり冷えて、さて次は。市場内で出る『発泡スチロール再生処理施設』
所謂トロ箱っちゅうんですか、あの発泡スチロールの箱を粉砕して固めておりましたよ巨大マシーンで
ここから市場内へ。
見学コースがきっちり区切られているわけではなく、わりとフリーダムな感じで、どこもここも歩いていく、という。
床が当然ぬれていたりするので、若干すべりそうになるわけですが、長靴を履かせるとか過剰な配慮も特に無し。大変、よろしいと思います。案内している方（市場の偉い人みたい）に、フォークリフト運転している兄さんから野次が飛んだりしていて楽しい
これは生け簀『活魚槽』。なんか泳いでる。これは何の魚かしら
市場広いよ！
外には、すぐにみなとみらいのマンション群が見えますね
ほいでもって、ここはマグロのセリを行う場所
奥の低温陳列室で商品下見をして、手前側のセリ場でセリが行われる。案内の方も、以前はセリをやってました、なんて話を
あっちこっち巡って、概ね30分弱のツアーは終わるのでした。これは楽しい。市場内はいかにもなものがいろいろ転がっています
この後、仲卸棟（水産棟）へ。仲卸の業者がずらりと並んでいるあたりですね。今日は一般開放なので、仲卸の店から直接買うことができまする。マグロのいろんな部位とか
きんめ鯛が安いなあ
貝もいろいろ
仲卸『伊勢三』のスペースでおさかなマイスターによる調理教室が行われていて、今日はきんめ鯛の解説とさばき方
ここのところ、震災の影響で市場がだぶついていて、半額くらいで手に入るとか。美味しいきんめを食べるなら今ですぞ！アラも大根と煮ると美味いよ、なんてんで。お魚は三枚におろして
すぐこの場でお刺身を食べさせてくれました。うまかった。ほいでもって、仲卸の店で大きくて格安のカンパチの刺身を買ったのでありました。明日の晩飯にしよう。
これまで知らなかったけれど、市場内を存分にうろうろ出来るし、過剰に親切でも無く邪険にするわけでも無く、な距離感にとても好感が持てて、いい市場見学だと思いました。安くて美味い魚も買えるしね！ご近所の方、是非行かれると良いと思います。次回は4月16日に開催ですぞ。市場のwebページで情報を拾って、是非
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