日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

Chim↑Pomのアレと、五百羅漢図と

早朝に起きて、掃除洗濯布団干し、自転車の整備などを済ませて昼前出発。新橋駅前ビルのさかな亭で昼飯。焼魚定食(さば)700円、脂がのって美味しかった。隣で昼飯を食ってたスーツの男性、いろいろ皿が並んでいるな…と思っていたら、済ませて3000円払って出て行った。豪華な昼飯ですな…
銀座の歩行者天国に出ると、暑い、そして人が少ない…

中心部のほうに行ったらまだ人はいたが、それにしても。ギャラリー・アート・ポイントで、あおひーさんの個展再訪。ポートフォリオを見て改めて感じたのだけれど、今回の個展のクオリティが、過去に比べて…というか、回を重ねるごとに、本当に高くなっている。これからも楽しみ。
あおひー「NIJIMASS」作品解説 - あお!ひー
暑い中央通りを数字の少ない方に向かって歩き、あちこちでテレビ局の取材をしているのを見ながら、汗が滲みでてきて、日本橋。桟橋に、ジールの船が停泊している。今日はクルーズがあるのだろうか

三越前まで歩き、島根のアンテナショップで木次牛乳を買って飲んで(相変わらず美味い)、半蔵門線清澄白河へ。
Mujin-to Production
Chim↑Pomとして、たとえばこれまでの、「スーパー☆ラット」「友情か友喰いか友倒れか」とは別のノリと覚悟があるかと言えば、別に無い。逆に言えば、別の覚悟が必要なのですか、という話のような気もする。彼らの遣る事は変わっていない、ただ現実が…というか、現実を受け止めている私たちの意識が変わっているだけなのだと言われれば、そうなのかもしれない。明日の神話におまけを付けるのも、原発の近所に行って白旗を掲げるのも、原発周辺で集めた草花やら何やらで生け花をつくるのも、とりあえず考え付きそうなことは先にやっちまったからな、というアーティスト殺し(それはChim↑Pom自身に対しても、だ)であるわけだけれど、じゃあ別の現実に対してとりあえず考え付きそうなことをやるのと何が違うのですか、福島の原発は特別なのですか、という、リアルの受け止め方を迫っているような気もする。そういうChim↑Pomの態度自身が、いやそれは陳腐よ、ということなのかもしれず。
ともかく、明日の神話に坦々と『おまけ』をくっつけるシーンの映像の、とにかく淡々とした様子、周囲の見物客が、それが何もかも予定されていた行為のように、前衛アーティストのパフォーマンスなどではない行為であるかのように眺めて、写真を撮っている、その様子の映像の面白さはあった。で、実物も展示されていたんですが、これは警察から回収してきたんですかね。ああそうだ『気合い100連発』はわりと好きです。なんだかぐったりした気分で、ちょっと清澄庭園へ。地震の影響がここかしこに



緑の濃い庭園を歩き、中にある、涼亭で、楽しげに宴会が行われていた

池の上に建ち、三方から風の吹き込むこの文化財建築、ああ、いいなあ。これね、3時間5500円で借りられるんですね。なんか、むくむくと、ここ借りたくなってきましてね。だって5500円ですよ。豪華な庭園を眺めながら、木造建築の畳の上に寝っ転がって、風に吹かれながらお酒をいただくとか、もう、4〜5人くらいで借りてもいい、いや、2人でもいい。たとえば平日の夜に借りて月を眺めながら…とかですね。ああ、想像するだに、いいなこれ。でも半年前から予約開始で、すぐに埋まっちゃうのかね、やっぱり。何に使うかはとりかえず後から考えることにして、秋の満月の夜とかおさえちまおうか。もういっぱいなんだろうな。
両国まで移動して、江戸東京博物館。狩野一信の五百羅漢
http://500rakan.exhn.jp/
あのですね。あまりの迫力に圧倒されてしまいまして。感想を書く…いや、軽々と書けないのこれは。1時間半近くいたんだけれど、まったく消化不良で、一つ一つの前で、ふえー、すげー、おもしろー、とただただ感嘆。これ、もう一回行かないといかんわ。土曜の午後から夕方にかけて行ったけれど、それほど混んでいませんでした。2人で画の前にじっくりたって、あれやこれや話ができる程度の混雑。会期が後半になるほどどんどん混むと思うので、とにかく、早めに、そして時間は2〜3時間は見て行ったほうがいいです。ほんと。
【速報】狩野一信「五百羅漢図」展 | 青い日記帳
その後、両国駅近くのポパイへ

麦酒倶楽部 ポパイ

食べログ 麦酒倶楽部 ポパイ

東京の東で、ビール好きの聖地のような店なのですな。予約でほぼ満員で、エクストラピルス(オリジナル)、富士桜高原ヴァイツェン、いわて蔵ビール オイスタースタウト、モイランズ スコッチエール、と4種類飲みながら、8時までは特定のビールに一品ついてくるおつまみで大概腹は満たされるのですが、こちらはよく食べるので、さらにエミューの刺身とか、わらびのフリットとか、アイスバインとか、つまみもみんな美味いなあ。スコッチエール美味いなあ。ちょっともらった、博石館ビール ハリケーンが凄かったなあ。なああ。



この、食べ合わせの表とか

どうすりゃいいんだろう、というめんどくさ…いや、複雑さ。日替わりの紙のメニューには両面にびっちりとビールが書き込まれ、1枚50円でお持ち帰りいただけます、と書かれているところに並々ならぬ本気度が。ちょっと1度や2度ではどうしようもない店らしい、また来たいです。
店を出てもまだ8時前、もう一軒行きましょうかと新宿へ。人ごみをかきわけて歌舞伎町、いかにも歌舞伎町な道から路地にスッと入ると、とたんに空気は中国の路地のそれに。上海小吃
上海小吃

食べログ 上海小吃

不夜城』の舞台と言うか、まさにそのものというか、メジャーになったので日本人のお客さんも沢山いるわけですが、いろいろと本気すぎるお店で


お客さんの話に耳を傾けていたりしますと、どうしたらいいんだこれ、みたいな状況。歌舞伎町の生き証人と言うか、在日中国人裏社会の生き証人というか、ただただ、静かにお話拝聴するしかないのでした(はったりすかしもあるんでしょうが、そういう部分も含めてですね…)。ああ。すっかり毒気も抜かれまして、この日は大人しく帰宅したのでした