日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

雨が降ってきた

5時に目が覚めて、ああ今日もこんな時間に目が覚めてしまったな、と思って、ベランダのゴーヤとアサガオが今朝も一晩でずんずんと伸びているのを確認して、しばらくまたベッドに横になっていたら、9時になっていた。蕎麦をゆでて昼飯を食い、12時過ぎにシャワーを浴びてひげを剃って出掛けて、横浜へ。昼飯どうしましょうかと、ここへ

昼だからというので特にお得なランチセットがあるわけでもなく、シコイワシのマリネとモッツアレラのピザとニョッキを頼んで取り分けて、ピザのトマトソースが塩っ辛くて水っぽくて美味しいのでなるほどこれはイタリアでも南部のそれなんだなあ、などと思い、シコイワシってのも南部か。ピザが、ああこりゃ確かに美味いわ、であり、ニョッキも美味かったけど、ここの店は、まあ、ピザを食べに来るならまた来たいけれど、夜にがっつり食べに来たいな、とは思わなかったです。
無印良品や本屋などを眺めて関内に移動し、横浜スタジアムに向かう人波から抜け出してルノアールに入る頃には雲行きが怪しく、雨になるのか。大きな窓の外の緑を眺めながらのんびりコーヒー飲んでいると、さらにどんよりと暗くなってきて、店を出るころには降り出していた。ハマスタは無事に試合が始まったのだろうか。ややあって土砂降りに、ハマスタの脇を抜けたら、試合は中断、観客が屋根の下に大勢がひしめき合っていた。
日本大通りを歩いて、横浜情報文化センターのビルへ。地震関係の号外・新聞を並べた無料の展示をしばらく眺めて、うす暗い旧貴賓室でしばらく時を過ごしてから、横浜都市発展記念館に行く
横浜都市発展記念館
企画展示の『昭和の東海道』は、東京・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸の戦前と昭和30年代の観光地図。さらに、東海道沿線の観光ガイド、新幹線高速道路の開通時の案内などが充実していて、地図好きには堪らん展示内容。こっそり持ち帰ってじっくり見たい資料に溢れていた。おすすめです。図録があるにはあったがダイジェスト過ぎるのが残念。だけど、単独でお金が取れる資料の山みたいな展覧会だから仕方無いかもしれんね。売店も素敵なものでいっぱいで。2008年に歴博でやった、『旅−江戸の旅から鉄道旅行へ−』という企画展の図録が凄くよい。
http://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/o080701.html
ぶらぶらと横浜スタジアム前に戻るころには、試合は中止、チケットの払い戻しに長蛇の列ができていた。お疲れ様です。半袖ではすっかり肌寒くなっていて、尾島商店で肉とメンチカツを買い、帰宅してハッシュドビーフを作って晩飯。
ちらっと廻したテレ東の番組が、『未開の地から日本にやってきた人達のドタバタ』みたいなフォーマットの番組らしく。いまどきそんな番組、モンティ・パイソンが捻ったジョークでやる以外に作っていいのか、と思ってちょっと見始めたら、テレビ局クルーがパプアニューギニアを訪れて『未開の人達が住んでいると思ったら存外文明的、しかし子供は皆はだか、とにかくみんな陽気。今夜は年に一度の火の祭り…』みたいなナレーションが本当にはじまり、目眩がしてすぐに見るのをやめたので、その後は知らず。びっくりした。で、大河ドラマに廻したらこっちも凄いことになっていて、なんなんだろうこれは。私は大河に大河のフォーマットだけ求めているから、見ておれんのだろうか。
そんなわけで、私にはこういう日記は
空からなにが降ってくるのか? - 関内関外日記
Blue-Periodさんの日記
書けないので、いや書けるのならば書きたいかと言われれば別に書きたくはないし書くにふさわしい状況について何がしか思いを馳せたりしつつ、とにかく、こうして、日常雑記を書いている