どうもこのところ、休日の朝はぼんやりしていることが多い…。
昼すぎに家を出て、写真美術館で畠山直哉展。国立新美術館で『モダン・アート、アメリカン』、体系立って見ることの無い、19世紀中盤から20世紀中盤までのアメリカのモダン・アートが時系列でみることが出来、これは大変に面白い展覧会だった。オリジナルな表現として抽象表現主義が台頭するまでのアメリカの絵画って、普段はあまり注目して見ませんからね。ヨーロッパの潮流を汲んだ模倣などが多く、屈託の無さに引っ掛かりを感じる…と思いつつ見て行くと、しかしやはり、ジョージア・オキーフは素晴らしい。小屋の絵のどこか空疎な感じにドキリとした。リアリズム寄りの絵画の中でも、アメリカの都市風景が興味深く、特に面白いのが野球場をそのまま描いた絵で、こういうのはアメリカで無いと産まれないものなのだろうな、と。
秋葉原に少し寄り道したのち、ブリジストン美術館でtakさん企画、野見山暁治展のギャラリー・トーク
「野見山暁治展」アーティストトーク＆チケットプレゼント | 弐代目・青い日記帳
ちょっと感想などはまた改めて…。野見山暁治展については、ゆりさんのエントリがわかりやすいです
てくてく歩き・アート日誌 - 野見山暁治展／ブリヂストン美術館
東京駅近くの天狗が、これが天狗なのか！というような綺麗な内装でありまして、楽しく飲んで帰宅したのでありました。
しかして、帰宅の電車内で立川談志の訃報に接し、しばし呆然
