日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

野毛路地裏の女の子

本日は新橋出社、社内でお仕事。昼飯は弁当。定時退社日だというのでさっさと帰宅する。
野毛の路地裏に入ったら、暗がりから『すみません…』と声。ちょっと警戒して見てみると、5歳くらいの女の子。『なおしてください…』と手に持っているのは、落してしまったのか、裏ブタが外れてしまった携帯電話だった。『なおりますか』と不安そうに覗きこまれながら、蓋をパチッとはめて返してあげると、『ありがとうございます』とまだ若干不安そうに言った後、携帯電話が使えることを確認し、“よしっ”と小声で。おつかいの荷物を取って、『それじゃあ』とにっこり笑って手を振り、小走りで走り去っていった。かわええ…
…で、かわいかったのだけれど。あんな小さな子がこの時間に一人でおつかい?とか、わざわざ見知らぬ人に携帯電話をなおして貰ったのはなぜか、そのまま家に持って帰ると怒られると思ったのだろうか、などと考えると、もやもやした気持ちになったのでした…。
自宅で晩飯を済ませる