日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

連休2日目の…

お休み2日目。昨夜は寝落ち、という感じで寝てしまっていたので、朝からシャワーを浴びるなど…。どうにも腰の具合も良くないし、今日はのんびりしておこうかな。野毛大道芸の2日目、珍しく、昨日今日と2日間ともよい天気。昼前に出掛けて、松屋でトマトカレーと豚汁で昼飯。湘南新宿ラインから乗り継いで千駄ヶ谷へ。
東京体育館のプールに行こうと思ったら、なんとあなた、4月1日から来年の5月末まで、地震対策の大規模改装でお休みとな…。プールに行く気持ちになっていたので、それでは、と国立オリンピック青少年なんちゃら、なんだったっけ、あそこに行こうと思ったら、あそこも地震以来お休みしていて、営業再開は5月9日の連休明け念のため辰巳を調べたら、こちらも平成24年11月27日〜平成25年8月14日まで、大規模改修で休みだとか。代々木のプールの公開はやめてしまったし、都内に50mプール難民が溢れますな…世田谷は遠いだろうし。
ぶらぶら歩いて外苑マーケットの前を通り、以前は東京体育館に来たおりにはこっちに向かってよく散歩したなあ…しかし、どこに向かって歩いていたんだろう、あのころ…。ま、本日はワタリウム美術館
ひっくりかえる展 Chim↑Pomキュレーション
『ひっくりかえる』展は、いわゆる“社会派アート”いわゆるなんて勝手にくくっていいのかわからんけれど、公道上のゲリラ的な手法で問題提起をするような、物議を醸したり逮捕の危険にさらされているような、そんなアーティスト大集合。Chim↑Pomの大回顧展の様相も呈しており、海外のアーティストも多数紹介されている。
ロシアのVOINAは、パトカーひっくり返したり、KGBの本部の前のはね橋に巨大なペニスを描いたり、とにかく方法が直接的で、ストレート。ロシア的状況の中では、なるほど訴える力を持つだろう。批評誌を作っているカナダのAdbustersや、ニューヨークで、“こうなったらいいな”が満載の偽のニューヨークタイムズの号外を10万部配った『The Yes men』は、手法が洗練されている。JRは、いかにもフランス、な小憎らしい格好良さがある。自分の顔のポスターが街中のいろんなところを埋め尽くす。
さてそれに比して、Chim↑Pomの、状況に依拠というか、海外では文脈の共有すら困難だろう作品たちはなんなのだろうか、と。矮小な気もする。しかしながら、ロシア的手法は日本でやったらたんなる犯罪扱いされて無視されるだけになるだろうし、AdbustersやThe Yes men、JRの手法を日本でやっても、あら素敵、かっこいいですね、と商業的文脈の中に埋没するか、とてもかっこ悪いものになって、センスが悪いなあ、で一蹴されてしまう気がする。たぶん、Chim↑Pomってのは、日本でなら、一番訴えるものがある、可能性がある手法なんじゃないだろうか、という気がしている。大変上手に空気読んでますよね、とも言えるんだけどね…
そんななか、フクイチ指差し男の映像も展示されており、アレが一番インパクトがあったりなかったり…であった。
美術館を出て、裏道を通り抜けて表参道方面へ。表参道ヒルズ清川あさみ美女採集をのぞいていこうかと思ったけれど、大混雑の大行列でパス。外に出ると、賑やかな反原発デモが通り過ぎていった。デモがある風景がすっかり日常になって、良いことだと思います。デモ隊に帯同しつつ、明治通りを渋谷方面へ

宮下公園を通って、渋谷ヒカリエ

オープンしたばかりでそれはそれは混雑していたけれど、8階はあまり混雑しておらず。ダミアン・ハーストのドットを見たり、D&DPARTMENTの出店を眺めたり。ラムフロムを探したら、これは8階では無く2階なのですね。
d47museum の『47都道府県のデザイン旅行』は、1泊2日の旅行をイメージして、各都道府県の観光、食事、宿泊、物産、カフェと、注目の人物を選定して展示。iPodで解説を聴きながら廻る。話の内容も面白いし行きたいところが沢山出来るけど、全部聞くと3時間はあるので、ちょっと大変。適当にとばしつつ、聴きましたです。
8/04/d47 MUSEUM/D&DEPARTMENT PROJECT/NIPPON DESIGN TRAVEL - 47都道府県のデザイン旅行 -
ラムフロムに降りて、奈良さんのでっかいわんこを見たり、地下に降りてタルトを買ったり(帰宅して食べたけど、美味しかった)
http://www.45cqv.com/
地下鉄に乗って銀座。ユニクロ、リニューアルしてからはじめて行ったけど、なんちゅう大きさ…。全部のフロアがユニクロなのか。びっくり。東銀座から浅草線に載って北に向かったのでした
在華坊(@zaikabou)/2012年04月29日 - Twilog