日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

お休み金曜日

金曜日、本日より夏季休暇…というか、来週は大阪で仕事があったりするんだけど…。朝から主に日記書き、10時過ぎに出かけて、近所の美容院へ。
桜木町から電車に乗って、神田の東京カオマンガイで朝飯兼ねる昼飯。上野に出て、東京都美術館で『福田美蘭』展を見る
http://www.tobikan.jp/museum/2013/2013_fukudamiran.html
ちょっと理に落ち過ぎな感じもするし、絵を見て、なんだろう?ってなって、キャプション読んでなるほど、と思って、また絵に戻っておおぅ、となる感じなんだけれど、とにかくニヤニヤしちゃう、しっぱなしな楽しい絵画。踏んでいいよと言われてもなかなか踏めないものだなあ、と思いました。
「福田美蘭展」 | 弐代目・青い日記帳
美術館を出るととにかく暑く、これはうろうろしていると死んじゃう…と思ったので、アメ横に出て買い物を済ませたら、御徒町から京浜東北線へ。一旦帰宅し、中央図書館へ…でも、図書館自体は開館していても、お目当てのものは17時までなんですね。

関東大震災から90年。壊滅的な被害を受けた横浜では、横浜都市発展記念館、横浜開港資料館、横浜市史資料室(中央図書館地下)の3箇所で展示を行っています。いずれも10月14日まで、17時まで。月曜など休館。
横浜都市発展記念館『関東大震災と横浜 廃墟から復興まで』300円
http://www.tohatsu.city.yokohama.jp/
横浜開港資料館『被災者が語る関東大震災』200円
http://www.kaikou.city.yokohama.jp/index.htm
横浜市史資料室『レンズがとらえた震災復興 1923-1929』無料
http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/housei/sisi/
となってますので、ご興味のある方はぜひ。
その足で、横浜美術館プーシキン美術館展も連日盛況のようですが、お目当てはコレクション展。
横浜美術館
個人コレクションからの寄贈品などを中心に。いずれも審美眼か確かで筋の通ったコレクションで、特にサカタのタネの創業者の西洋絵画は、その作家の一流の傑作、ではないが、自己模倣的なものでなく、荒さの中に魅力の真髄がチラ見えるものばかりでとても良かった。
大光銀行の旧コレクションと、横浜美術館が誇るシュルレアリスムの作品(エルンスト大好き!)

を組み合わせた展示、大佛次郎コレクションの、ポール・ルヌアールによるドレフュス事件などの版画、ウォーホルなどアメリカン・ポップ・アートの特集展示、いずれも、大変、見応えがありました。
日本画のコーナーもいいねえ。横浜スタジアムの初代社長山口久像コレクションは、親交ある画家の支援という姿勢が貫かれており、中島清之の作品には不思議な魅力があるし、海事業の松浦信太郎コレクションは、若い頃から足繁く画廊などに通った審美眼が存分に活かされていて、見ていて気持ち良い。
美術館を出て、目の前のマークイズのテラスでしばらく涼んでから(涼しくないけどね…)

また元町公園プール。やや左肘に違和感があったので控えめで。その後、ヌビチノでいっぱい、焼肉大衆で

さがり、レバー、ホルモン、ジンギスカンにホッピーにごはんで2310円なり。酒房ぴーにちょっと寄り道して帰宅した、なつのいちにち
在華坊(@zaikabou)/2013年08月09日 - Twilog