日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

東京都美術館『ターナー展』など

水曜日、どうも体調が思わしくなく、お休み。午前中は家で。午後から出て、上野へ。東京美術館へターナー展を見に行く。
「ターナー展」 東京都美術館 - はろるど
ターナーがなんで凄いのかよっくわかる展覧会だった。画面全体にたっぷり含まれた水分、溢れる光、そして色彩!水彩や習作に片鱗を見せながら晩年に向かい、そして抽象さながらの画面、爆発して溶け合う色と光…に震えましたわ…。見に来て良かった….
平日でもわりと混雑していたけど、土日に比べれば有難いくらいの空き方でしょうね。落ち着いて見られました。油彩は全116点のうち1/3ほどですか、必要にして充分、むしろ水彩の、色彩と雰囲気をめぐる実験の章や晩年の海景など、習作が非常に面白かった。あれがあってこそ、な展覧会だと。
んで、まあ、ターナーさん、人物を描くのは適当というか、あんまり上手くないよね…。題材の選び方も注文主とかパトロンのこと、あんまり考えないで自分本位というか…。とにかく、黄色い!色彩と光の!風景!海!嵐!を描きたかったのだなぁ。
美術館を出て

藝大の大石膏室のギャラリー、スカイ・ザ・バスハウスを覗いて、根津から新御茶ノ水へ。トランスアーツトーキョーを見に行く。

去年は東京電機大学のビルを使ってやりたい放題だったらしいけれど、今年はすでに取り壊され、その工事中の地下空間や


周辺の雑居ビル、これも再開発地で取り壊し予定の場所を使って行われておりましたが、共同ビル[1-8階]、篠木ビル[1-6階]、長島ビル[1-5階]、青山ごはん亭跡ビル[1-5階]、全部階段で上り下りしないといけなかったり、それを上っていくとこんな感じだったりして

いやあ、ちょと、元気がないとつらい…やや挫折。美学校の『ダウナーサイド』は、まあ、電気の無駄遣いと言われれば、せやな、というようなもんで…。みなさまのご期待にお応えする清く正しい汚れ系おアート、みたいな様相でございました。雰囲気として天然記念物。個別については論評しません。あ、共同ビル8階にあったこれはなかなか面白かった

しかして、その解体中の工事現場、再開発で取り壊し予定のビルで好き放題のやらかし、再開発後の跡形を留めない複合ビル、元を活かしたリノベーション…を、神田周辺でまとめて見る、足で感じる、という面白さは存分にあるですよ。作品内容はともかく。街を見る視点からは面白いな、と。
秋葉原から電車に乗って帰宅、第一亭に久しぶりに寄ってから酒房ぴーに立ち寄り、帰宅したのでした
在華坊(@zaikabou)/2013年10月30日 - Twilog