日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

大倉集古館『描かれた都』などの土曜日

土曜日、朝から家事などを済ませ、お出かけして恵比寿。恵比寿駅から山種美術館に行く途中にある、日本画のギャラリーの青龍堂、新しいですか、100年以上歴史があるんですね。今は四代目の方がやっていて、今年5月に鎌倉から移転したのね。日本画なのに、路面から入りやすくて店内も落ち着いた明るさで、お値段にはため息がでますが…(笑)

山種美術館で、明日までの『古径と土牛』を見る。私、以前、日本画に興味が持てなかった頃、皇居近くにあった山種美術館をわりと悪態つきながら見たことがあったのだけれど…
初めての美術館 - 日毎に敵と懶惰に戦う
そのとき、数少ない、いいな、と思ったのが奥村土牛で。今回も、大胆な構図と筆致、色遣い、晩年まで素晴らしかった。一方、小林古径。若い頃の作品の、不穏で怪しいバランスの美しさ、特に大毘古命図や闘草などに現れりそれは良いのだけれど、疾走する姫が印象的な清姫で憑き物が落ちてしまったかのような、昭和以降の作品は…
ぶらぶら歩いて青山通りに出て

山種美術館から大倉集古館にどう行こうか考えた末、青山通りに出て、青山学院中等部から都01のバスに乗り、赤坂アークヒルズへ向かうことに。しかし、ひとつ手前のバス停でおりまして、こちらへ
本場ドイツのソーセージが気軽に食べられるインビスハライコ六本木店
ランチメニューは、ソーセージ(安いの2種or高いの1種)と(サラダorポテサラorザワークラウト)、パン食べ放題とスープ飲み放題、食後のコーヒー紅茶おかわり自由もついて、800円、平日も土曜もやってるんじゃよー

美味しゅうございました。アークヒルズを抜けてホテルオークラ

たまたま、友人に会い、チケットを交換したりして、大倉集古館へ

大倉集古館『描かれた都』は清明上河図も3点あったし、山口晃もあったし、とにかくバラエティに富んだ作品が並んでて見応えがありましたよ。それほど混んでおらず、細かいところをじっくり見ることができた。とにかく都の情景が克明に描かれた作品が多いので、べったり貼り付いてみている人の多いことよな。しかし、その素晴らしい作品群なのですが、最後の長谷川法橋巴龍の洛中洛外図が衝撃的過ぎてそれまでの印象が吹っ飛んでしまいそうになった…なんやこれ…。崩れたパース、へにょへにょの壁や燈籠、ゆるきゃらオンパレード…素朴画ですが、お金はかかってますなー、すごい
描かれた都 開封・杭州・京都・江戸 @大倉集古館 : Art & Bell by Tora
美術館をすっかり堪能して出て、また歩いて山を下り。虎ノ門ヒルズだっけ?もずいぶん出来上がったね

経産省前の反原発テントを見物して

祝田橋、いい天気だね

出光美術館『江戸の狩野派』を見る。探幽の洒脱や余白、模写とか写生とかの多彩さ、尚信の個性と巧みさ(ザザッと描かれた木が好き)、常信の波濤とか、改めて江戸狩野をじっくり見られて面白かったですねぇ。会場はかなり混んでました。一点だけあった京狩野、永納の、まぁ濃いことよなあ。
バカラのお店でくまモンなど見つつ

有楽町から上野、さらにハシゴして東京国立博物館へ。本館が2階全部など、半分以上閉室中。年明けのリニューアルに向けてね

特別展もやってない。でも、とにかく空いているし、18室は前田青邨とか河鍋暁斎とか橋本雅邦とか柴田是真とか粒揃いだし、
東京国立博物館の常設を堪能する - 日毎に敵と懶惰に戦う
こんなかわいいたぬきもいるし

とにかく空いているので、いいですよ。そして東洋館には清明上河図もあるし

大倉集古館から、清明上河図を4つもハシゴしたことに。東京国立博物館のものは、忠実な模写なんですね。測光用のランプで作品が痛むんじゃないか…というほど、ベタッとはり付いて写真を撮りまくっているおじさんがふたりいましたけどね…。博物館を出ると、すっかり夕暮れだ

新橋に出て、焼き鳥屋から串揚げやにはしごして、帰宅したのでした
在華坊(@zaikabou)/2013年12月14日 - Twilog