日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

県民ホールギャラリー『八木良太展』、港区のプール、西洋美術館『ホドラー展』、アメ横の夜

土曜日、本日から御休みであります。布団干したりなんだり家事を片付けて、10時ごろにお出かけ。歩いて神奈川県民ホールギャラリーへ

改装が終わったばかりのこのギャラリーで、八木良太展、サイエンス/フィクションを見る。このギャラリーでは、2009年の塩田千春、2009年の『日常/場違い』、2010年の『泉太郎 こねる』、2011年の『日常/ワケあり』、2012年の『さわひらき Whirl』と、毎年、とても興味深い現代アートインスタレーション展を開催してきており。昨年は改装のため、近所のKAATでの開催でしたが
KAAT 神奈川芸術劇場『日常/オフレコ』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
今年は戻ってきたわけですね
lyota yagi
広い会場に、カセットテープを展開して球に巻きつけたもので音を出す、八木良太の代表的な作品とか

過去にいろいろなところで見た作品も多いんですが

新作も数多く展示されている



八木良太の作品は、微小な感覚に耳を研ぎ澄ませたり、さまざまな感覚をクロスさせたり…ということを実感させてくれるものが多い。だから、サイエンス/フィクション、すこし不思議、というタイトルがとてもしっくりくる。


ただ、そうすると、どうもこの会場は広すぎる…というか、アイデアの未消化、昇華しきれていない感が目立つというか、


うーんでもなあ、以前、堂島リバービエンナーレのときは広い場所を持て余している感はあまりなかったので
堂島リバービエンナーレ2013『Little Water』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
もう少し会場構成に工夫がいったのかなあ、と。というかそもそもやっぱり、広いんだよね、このギャラリー。さて、会場を出て、元町方面に歩いてお買いもの。一旦帰宅し、昼飯食べてまた出掛けて、田町へ

22日にオープンしたばかりの、港区の施設、みなとパーク芝浦

ここに、お隣から移転オープンした港区スポーツセンターに行き、プールで1.5km泳ぐ。

田町駅前で便利、新しくてきれいな25mプールはコース分けや歩行スペースの確保もしっかりしてて良かったのだけれど。値段が高い。港区内在住在勤者は2時間500円はともかく、それ以外は800円。世田谷区のは別格の安さとしても、東京体育館の50mのプールで2.5時間650円と比べてもお高く、公共プールとしては相当高いのでは。区内在住在勤者以外はちょっと利用しないかな…
ただまあ、800円というのはマシンが充実したトレーニングルームとか、卓球とかバレーボールとか屋内ランニングコースとか、超充実施設を1日利用できる料金で、プール利用はその中に含まれていて、プールだけ2時間制限なんで、単純に比較は出来ない。会社帰りにちょっとプール、は損な使い方になる、と思った。ちなみに、新しい港区スポーツセンターのプールは25m、水深1.2mで、片道2レーン、往復2レーン、自由遊泳2レーン分。歩くスペースははじめから分離されていて、浅くて床が滑らないようになってる。他に小プール、ジャグジー、採暖室もあり。更衣室はまあ広めだけど使い勝手はイマイチ感がありました。
また田町から電車に乗って上野、西洋美術館のホドラー展へ

なんというか、スイスの国民的画家、という名目の、すごいなるほど納得感があった。アルプスなんかもまあいんだけど、中盤のリズムの人物群像が、とても興味深いものでありました。歩いて御徒町に下り、暮れのアメ横周辺をうろうろ。スーツとか自転車とか見たり

あ、自分、水着は、摩利支天前のスポーツジュエンが安いので、大抵そこで買います。ほいでもって、本日は、4軒ほどいろいろ廻って飲んだのでした…


在華坊(@zaikabou)/2014年12月27日 - Twilog