日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

関東大震災の記録映画、横浜美術館『石田尚志 渦まく光』再訪、日本郵船歴史博物館

日曜日、日記を書いて、朝飯に納豆ご飯と味噌汁、8時半頃に自転車で出掛け、西スポーツセンターのプールで1.2km泳ぐ。日曜日の早朝に来たのははじめてだったけど、7時半から9時まで、3レーンもスクールで貸切にしてるのね。この時間帯は避けたほうが良さそう。あるいは、もっと朝イチの空いてる時間にサッと行くか。
横浜駅に出て、上野東京ラインで東京駅まで。ちょっと時間があるので八重洲ブックセンターに寄ったけれど、ワック株式会社の嫌中韓本、日本しゅごい本がかなり目立つ陳列で並べられていて、うへぇ、となる。売れるんかなあ。『月刊Will』出している会社だよね。美術書コーナーにも行って、60人の地元クリエイターが街の見どころを教えます、という『世界のシティ・ガイド』シリーズがなかなか面白い。ニューヨークとかロンドンとかベルリンとか出てて、東京編は美術館とか神社とかギャラリーとかセレクトショップが多い中、明和電機の土佐社長が、武蔵小山の晩杯屋を紹介している。

東京 (世界のシティ・ガイド CITIX60シリーズ)

東京 (世界のシティ・ガイド CITIX60シリーズ)

書店を出て、東京スクウェアガーデンが緑化わっさわさなのを眺めつつ

東京国立近代美術館フィルムセンター

小ホール、京橋映画小劇場で、アンコール特集『関東大震災の記録映画』を見る

http://www.momat.go.jp/FC/kyobashi-za30/kaisetsu.html
定員151人で7割の入り。文部省委託や大阪毎日新聞が撮影した、震災当時の東京の記録フィルムが大変興味深いものだった。
無音のフィルムに映し出されているのは、地割れ、何時までも続く大火災、消火活動、大八車、家財道具と逃げてきた人達の密集具合、一面の焼け野原、牛込駅、放置された貨車での仮暮らし、炊き出し、自警団と検問、皇居前広場のテント生活、無蓋貨車に大量の人を載せて走る汽車、尋ね人の張り紙が西郷さんの銅像にも、中折れした浅草12階を爆破解体する瞬間、とにかくよく歩く人々、焼け焦げて放置された死体、川に浮く死体、隅田川の都市における重要性、大阪行きの船を待つ人々、兵隊さん、医者、市電、近隣の県からの救援隊…最後には中野の商店街の復興宣伝フィルムまである63分。
自警団だかが検問しているシーンがね、一人ひとり顔を上げされて実見しているんだけど、あれはどういうことなのか、ちょっと映像だけなんで理解しにくい部分がありましたが。次回、5月22日にも上映あるそうなので、ご興味のある方は是非。
フィルムセンターを出て、銀座方面にぶらぶら

路地に入り込んでうろうろ


新橋まで歩き、法定点検か何かで全館休業のニュー新橋ビルを横目に、おにやんまのとり天ちくわ天ぶっかけ490円

新橋駅から東海道線に乗り、横浜駅から自転車で、横浜美術館へ。『石田尚志 渦まく光』を再訪する。2回目です
横浜美術館『石田尚志 渦まく光』 - 日毎に敵と懶惰に戦う

とにかくもう、線と色と音楽に翻弄される。『フーガの技法』は宇宙が見える。海の壁、白い部屋、REFLECTION、形態/部屋、燃える椅子…圧倒されるのです。 その素晴らしいところに留まらず、いろいろ変化している途上をしっかり見せてくれているところも、これからどうなっていくのか、本当に楽しみ。
石田尚志展 | 横浜美術館
そして、今回の横浜美術館のコレクション展は本当に良い。素晴らしい




隅々まで、構成がキレッキレ。展示しているものは何度も見たものが多いんだけれど、空間の使い方、配置の仕方が大胆で、まさに構成の妙がある。写真展示室の構成も素晴らしい




横浜美術館、今回は必見でありますよ。もう少しぶらぶら、久しぶりの日本郵船歴史博物館。

日本郵船
ここはほんと、日本の近代海運の歴史…というか維新後の歴史そのものの勉強になるし、豪華客船の旅に憧れるし、戦時徴用への恨み怨念が渦巻いていて物凄いよね…。185隻の船を徴用だの買い上げだので沈められて、中でも自慢の豪華客船を無残に空母等に改造され…ほとんど、あるいはまったく航海していない橿原丸とかNYK三姉妹とか、ほぼ壊滅させられて、船員の死亡率は46%で海兵の2.6倍の死亡率、そして戦後に補償はゼロ。そりゃ、怨念渦巻きますわ
谷井建三の船の解剖図企画展も面白かったし、昨年になって、敗戦後の接収以来で返ってきた、籾山船舶模型製作所による氷川丸の模型も立派なものでありました。
氷川丸も行きたいな、と思ったけれど、時間切れ。ちょっと休んでいきましょう。相変わらず、異様な居心地の良さの BankART cafe へ

バンカート

食べログ バンカート



バスペールエールの生450円

BankART cafe は超穴場横浜デートスポットだと思うけど、穴場すぎて日の浅いカップルは所在無いかもしれんね…英一番館とかZAIM CAFE ANNEX のほうが…やー、それもまた穴場過ぎて困るかな…
横浜、みなとを一望する『英一番館』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
山手の良いカフェ『ZAIM CAFE ANNEX』 - 日毎に敵と懶惰に戦う
しばらくのんびりして、買い物をして帰宅。ばんごはんは、スパゲッティジェノベーゼ、梅やの味付けもも肉、ねぎとシメジのシリコンスチーマー蒸し

綱島温泉東京園、この週末は結構大騒ぎだったみたいだなー、という情報をTwitterで追いつつ、おやすみなさい
在華坊(@zaikabou)/2015年05月10日 - Twilog