日毎に敵と懶惰に戦う

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酒鈴の会、長寿金亀を愉しむ会で、大好きなお酒に溺れる

南太田、どんどん商店街の奥にある鈴木屋酒店さんが、Twitterで予告した時点から絶対に行こう思っていたイベント。『長寿金亀』岡村本家の岡村社長が来てお話し聞いたり、いろんな長寿金亀がいただけるというので、これは行かねばなるまいと。
長寿金亀は、大阪淀屋橋の蔵元経営の店に、10年前の開店直後にたまたま入って以来(これ、ブログをはじめた直後でもあったなあ)
日毎に敵と懶惰に戦う
滋賀の蔵元にも行ったり

聖地豊郷…江州音頭と『岡村本家』の豊郷を訪ねて - 日毎に敵と懶惰に戦う
京都祇園の店、『祇園 遊亀』には出張の度に飲みに行ったり




とにかく、大ファンなのです。鮒ずしの美味しさを教えてくれたのも『岡村本家』さんだった

蔵元に行った際もたまたま、会長さんが、蔵ばかりか豊郷小学校や近隣まで案内してくれて。わたしゃもう、一生、長寿金亀のファンであるぞ、と決めている。全量「木艚袋搾り」で丁寧に造られていて、40%から90%まで、10%刻みの精米歩合で造られて、色違いの瓶に入り、銘柄名にも色の名前が入る『長寿金亀』が代表的な銘柄になっている。低精米ほど個性が際立って、琵琶湖の地の味とも合って、実に美味いのです。
さて、保土ヶ谷の千成鮨の2階に上がって座席に座れば、まずは仕込み水

冷蔵庫の中にずらりと並ぶさまを見ただけで高まる…

配れれる本日のメニュー、噂の『100%』もあるぞ!

と、いううちに、社長さんのお話。都会の時間の流れとは逆にゆっくり丁寧に酒を造っていこうとしていること、70%の精米がほとんどだったところから、精米の幅を上に下に拡げていっていること、とうとう100%にも挑戦したこと、地元で古民家を活かした活動をしていること、などなど、興味深いお話。そして最初の乾杯は『藍40』、お店でも飲んだことのない純米大吟醸からいただきます

この40%がびっくりするような濃厚さ。純米大吟醸とは思えない。そして続いてよく飲む『緑60』、これはかなりスイスイ入る。『黒50』は吟醸香の立ち方など、いかにも純米大吟醸、という感じ。お酒の味をいろいろテーブルの人と話したり、楽しい時間。目の前に知り合いの人、そのお連れ様が、あ、Twitterでよく見るあの人、みたいなこともありまして…。
『白80』がとても甘く感じられ、そして『茶70』、わたしは店ではいつもこれがベースになるんですが、ほんと、食中酒として素晴らしい。これはまわりの皆さんも同意見。『青90』はお米ワイン!という感じを以前は受けていたんですが、かなり甘味の中に酸味が立つ感じで、ちょっと今年のは違うかも?
で、本日の目玉、『赤100』まったく精米せずに造られたお酒

あくまでも参考出品。その奥深い酸味とうまみ、まるで古酒のような雰囲気があり、しかして洗練もされている…。ああ、これは唯一無二…。お寿司も出てきて

どんどん楽しくなってしまったのであります。全部いただきました

長寿金亀、今後もファンを続けていこうと思うのでありました