日毎に敵と懶惰に戦う

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はじめての本門寺お会式は、グルーヴ感のあるアゲアゲでフリーダムなお祭りだった

わたし、小さいころは中目黒に住んでまして、東急沿線都民の由緒正しいお祭りは、池上本門寺のお会式、目黒不動の酉の市、世田谷ボロ市だと思っているんですが、物心ついてからお会式行ったことが無くてですね…いちおう、うちは法華なんですが…。
で、来てみました。池上駅周辺は大混雑、屋台もたくさん出て、万灯が通るために新たに整備したという新参道にも人がたくさん

ドローン禁止

と言いつつ、実は私、お会式って何かよく理解してなくてですね…急ごしらえで予習し、なるほど、日蓮上人が池上本門寺で入滅した命日に、みんなでお参りする、というアレなソレなんですね…。そして本門寺しか知らなかったけど、あちこちの日蓮宗のお寺でやっていると
池上本門寺のお会式
この新参道、街中から本門寺に向かう万灯が通るのでこの辺で見物すればいいのかしら?と思ったんだけれど、とりあえず皆さんお寺に向かうので、その流れに乗って96段の石段を登る。石段の上に辿り着いた時点で、6時のお練り供養開始の10分くらい前。この階段の上で待っていればいいかな?と思ったのが、運よくドンピシャ当たり

階段上って左側は人の流れで溢れており、警察官からも動いてくださーい、と盛んに言われているんだけど。万灯の通り道挟んだ右側はぽっかり穴場のようになっており、ゆったり見られる。そして階段を一生懸命登ってきた講中が、本堂を前にひときわ気合が入るところである。これは良い場所を見つけた。
しばらく待っていると鼓笛隊とかボーイスカウトとか通りまして、最初にやってきたのがとても気合の入った、戦闘力の高そうな一段。ああ、ワクワクしちゃうドンツクのリズム

お会式というと万灯と纏と太鼓…みたいな漠然としたイメージだったのですが、この万灯講中を分類すると、周辺の都道府県のお寺からやってくるもの(いわゆる講中はお寺単位で組織されているようだ)、企業系のものなどさまざまでありまして、それが池上の場合、100以上の講中が次々に練り歩き、それがために6時からはじまって日が変わるまで行列が絶えないのだという。昔は朝まで大騒ぎだったとか

そして講中によって、太鼓だけだったり、鐘が賑やかだったり、特に纏に力を入れていたり、不思議なリズムを刻んていたり、万灯がド派手だったり、それぞれがそれぞれの特徴を持っている

あ、万灯の灯りの動力源ってこれなんだ…みたいな発見もありつつ


企業系…スーパーの三徳ですなあ。強制参加なのかしら…


これなんか大変立派な万灯

金魚もいるぞ

万灯押してるおっさんがたばこ吸って酒飲んでたり、太鼓叩いてるじいさんがめちゃくちゃいい顔だったり、なんか、全体的にわりとゆるいのが良い講中もあったり、すごく揃って気合の入っているところもあったり。

ダンスバトル的な纏バトルやってるかと思ったら不思議なステップ踏んで太鼓叩いてたり、まったくもってフリーダム。万灯は点滅してて振り回してるのもあれば、太鼓のリズムに合わせて明滅しているのでマイコン制御かな?と思ったら、お兄さんが手元のスイッチカチカチしているだけだったり。 そして、どこにもアダな感じのお姐さんがいて、いいなあ、と。


どこの講中も、太鼓と鐘のリズム、基本的にはあのドンツクなんだけど、それぞれのオリジナリティがあって、まったくもって面白い。私のイメージとしては、みんなこういう感じで単調なものかと思ってたんですがそうじゃないのね、もう祭囃子なんですね、そしていろいろバリエーションがある。いくつかアップしてみます




自然とノリノリになる。よい感じの動画がありましたので、一つご紹介いつまでも見飽きないんだけれど、ここらで失礼しまして…



山を下り、良い抜け道を確認したりしつつ、石段の下は大混雑、DJポリスもお出ましである


で、あたくしは人のオススメに従い、本門寺参道脇の久松温泉へ。

黒湯の銭湯で、きっとご利益もあるんじゃないでしょうか。しかし熱いよ!浴槽ふたつあって片方46℃で、もう一つはぬるいのかなと思ったら48℃はあったよ!あと、二階に宴会場があるらしい。何かに使えるかな?綱島温泉のように使える場所候補、蒲田温泉どうだろうって話もあるんだけど、ローカル具合はこっちのほうが面白そうだな…
黒いお湯にゆっくりあったまり、外に出ても、まだまだ、駅前はどんどんと万灯が続いている

駅に着いても四方から聞こえてくる太鼓と鐘の音

本門寺御会式、こんなにグルーヴ感のあるアゲアゲでフリーダムなお祭りとは知らなかったのです。これはまったくもって楽しい。来年も行こうと思ったのでした。