日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

『ちきゅう』見学してきたよ

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土曜日、9時過ぎにお出かけ。JAMSTECの『ちきゅう』が見学できるぞ、という話をきいて、速攻で予約を入れたのはもう1か月半くらい前だったでしょうか。今日がその日である!

本牧ふ頭に停泊しているんだけど、受付は赤レンガの脇で、そこからバスでの送迎となります。

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見学券をもらったぞ

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砂利道で横浜市営バスを並んで待つ姿、あたし、この光景、お台場で見覚えがあるわ!と思いながら並びつつ、バスに揺られて20分ちょっと、本牧ふ頭にたどり着く。ちきゅう!でかい!でかすぎて入らない!

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実はこの隣にはコンテナ船があって、ガントリークレーンでコンテナを積み込んでいるという、ちきゅうはちきゅうでいいんだけどむしろそっちに萌え萌えなんですが!という光景があるんですが、ちきゅう以外の撮影は禁止です!ときつく申し渡されているので、写真が撮れないのじゃ…ぐぬぬ…ちきゅうに集中します!

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ふぁー…でっかい…。皆さんにいまさら「ちきゅう」の説明をする必要が無いと思うが、海底の地盤を掘削調査して、地球の成り立ちや地震の発生メカニズムを研究するための船であるよ。海底に爆弾を埋めるための船ではないよ

日本沈没 - Wikipedia

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船体、塗装がかなりきれいなんですが、今年塗装をし直したばかりそうで。「ちきゅう」は今年で10周年。5年ごとに塗り替えてるそうです。

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さて、乗り込んだあとの写真は、もう説明もようせんので、ガンガン写真だけ貼らせていただきますね

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「ちきゅう」は日本の船だけど、研究者は欧米の人が大勢いるし、船員さんは体とかフィリピンの人がおそらく多いので、船の中の言語は基本的に英語であるよ。船員50~100人、技術者50人、研究者50人くらいが定員だそうで

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もう、あっちこっち、写真撮りまくりである

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海底の掘削をはじめると動けないので、船への行き来はヘリコプターであるね

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ここは操船室

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海上にとどまって、そこから何千メートルの海底まで管を伸ばし、そこからさらに何百メートルも海底を掘る、というえらいことをする船なので、海上で船体が動かないように姿勢制御するのが大変なことでありまして、操船室もそのための計器が山盛りなのであった

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海底に打った目印、地上の標準点、そのほか、GPSを駆使しして姿勢制御します

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電子海図ハアハア

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なぜ、日本郵船の社史…

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もうなんか、男の子ってこういうの好きなんでしょ!的なスイッチの数々

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もちろん、神棚はあります

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また操舵室から外に出まして

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120mのやぐらの下には、海底を掘削してそこから試料を取り出すための仕掛けがいろいろ…

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このレールの上を、海底から掘り出した試料が動いていくのだな

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実際に海底を掘ったドリルも

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ラボエリアもきちんと見せてくれました

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お高そうなものがたくさんならんでおりますね…掘り出したコアをきれいに半裁して、表面を連続撮影したり

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顕微鏡とかいろいろ

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円筒形に掘り出すコア以外にも、掘り出した時に泥として混ざってくるものも大切な研究材料です

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楽しいなほんとに…下の写真、右奥に映っている白い大きなやぐらは、海底掘削中に高圧のガスが噴出したりしないように押さえておくものだそうで

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そうそう、このあたりで、はまれぽの腕章をした人を見たですよ

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これは、海底に到達するための鋼管ですね

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はああああ…堪能しました…

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またバスで赤レンガの脇まで戻り、一休み。馬車道まで歩き、グリーンで昼飯

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フライドオイスターwithいぶりがっこタルタルソースは、かの人の置き土産なんでありましょうか…。その他美味しいお肉いただきました。

その後都内に出て、お買い物などぶらぶら。6時前に大森に移動し、親戚の集まりで焼き鳥食べておりました。

在華坊(@zaikabou)/2015年11月21日 - Twilog