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日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

台湾の旅2日目 謎の奇美博物館と、台南観光

日記

さて、台湾の旅は2日目、台南で朝を迎える。台湾に来たからには、朝食はそのあたりの店で食べるのが本来は正しいのだけれど、このホテルはなかなか素敵な朝食がついているので、まず7時半からホテルの朝食をいただきます。飲み物は暖かい豆乳をいただきましょう

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コーヒーは『美式珈琲』と書かれており、なんのことか…と思ったらアメリカンコーヒーであるか。アメリカンって、日本以外でも通じるんだな!

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牡蠣の入ったスープ、薄味だけれど出汁がしっかりしていておいしい。台湾は基本的に薄味だけれど、出汁や調味料がしっかり効いていたり、味付けは塩味だけであとは具材料の旨みがしっかり出ていたり、日本人好みの味だよね。

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メインディッシュは思いっきり洋食で、エッグベネディクトおいしゅうございました。野菜もたっぷり。

ホテルのフロントは売店にもなっており、おしゃれグッズがいろいろ売られていたり、建築模型ケーキが売られていたり

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ビールも、この後、あちこちの比較的おしゃれショップで見かけることになる、二十四節気を銘柄にしたビールがあったり

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6階に宿泊したのだけれど、7階に上がったら素敵なパーティールームがあったり

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8時半ごろ、荷物を預けてチェックアウト。このホテル、従業員の皆さんもみんな親切だし、台南に来たらまた泊まってもいいなー、という素敵なホテルなのでした。まあ、一人だったらもうちょっと安宿でもいいかもしれないけれど。

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ホテルを出てからすこしぶらぶら、すぐ近所の水仙宮市場を歩く。

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台南の市場は台北に比べてもフルーツが新鮮そうで、そして安いのがいいですねー。ところで中国語でフルーツは水果といいますが、日本でも水菓子って言うから、これは一緒よね。甘いものの店で『水果』と書いてあれば、フルーツ載せの何かなのだな…とすぐわかってありがたい。

中国語と日本語、字面は同じでも別の意味になる場合も多いので注意したいところで、火車が列車、汽車が車、機車がバイク、自行車が自転車…ただ、バイクについては大陸では摩托車といったり、大陸側と台湾側でちょっと違ったりするのも面白い。まあおそらくどちらを使っても通じるんでしょうけれど、その、心象とかね…。余談が長いですね、先に進みましょう

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歩いているだけで楽しい活気のある市場をうろうろして、新鮮そうな龍眼を買ったり、油飯を買ったりして、そろそろお時間…とタクシーを掴まえる。行く先は、奇美博物館。台南の市街地から国道1号線を南下して15分ほど、255元。あ、ちなみに、台湾でタクシーに乗ったら、運転手から注意されなくてもきちんとシートベルトは締めてね。締めてないと、運転手が罰金取られることもあるらしい。

正面にたどり着くと、いきなりどーん。なんだここ

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この博物館、日本人で台南観光する人が、あまり行く場所でも無い。私が最初にここを知ったのは、森美術館の館長、南條史生さんの記事を読んだからだった

企業オーナーがベルサイユ宮殿をいろいろコピーした建物を建てて、その中で動物の剥製、武器、楽器、美術品を展示していると。これはほとんど珍スポットじゃないですか。しかし展示しているものはニセモノではなくてすべてホンモノであるという…。大塚国際美術館ともまたノリとテイストが違うぞ 

南條さんの記事だと建設中となっていたけれど、調べるとすでに開館しており、そして事前予約が必要だという。これも台北ナビ情報なんですけれども。情報がなんでもあるな台北ナビ

そんなわけで出発前に予約をしたら、8月16日は9:30と10:00はすでに満員で、予約できたのは10:30から。少し中途半端だなあ…と思っていたら素敵な情報が

華航來台精緻旅遊 可享『奇美博物館』入館免預約

なんと、チャイナエアラインの搭乗券を持っている日本国籍の人なら、毎日先着100名様まで、予約無しで入れるというじゃないですが。渡りに船とはこのこと。とにかく開館時間に、と押しかけたわけです。

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壮大な入り口から建物に到達するまでの間も、なんだここ…なんだここ…という心の声が口から漏れ出てくるのを抑えることができない。なんだここ

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長い道のりをあるいて、ようやく入口にたどり着いた…というあたりで突然の雨が降り出し、ロビーに駆け込む

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 窓口で、チャイナエアラインの当該ホームページと搭乗券を見せて、これで入れるやろ、とやったらすんなりチケットが買えまして…というか、どうも見た感じ、予約なしでも入れそうな雰囲気でしたが…常設だけの200元で十分と思いつつ、いちおう、企画展も見られる共通チケットを350元で購入。

さて、中はすべて撮影禁止。ところどころに撮影禁止の札を持った係員が立っていて、まあなんとうか、これは写真に撮りたい、というか、写真に撮らずにどうするのか、というような光景が続くので撮るなというのは酷です…なのだけれど、仕方ないものはすなわち仕方がない。

広い広い博物館の中は、主に4つのエリアに分かれており、動物の剥製大集合ゾーンはよくぞこれだけ世界中の剥製集めたな…という、東京国立科学博物館の最上階の剥製スペースよりもはるかにたくさんの剥製が…しかしかなり俗っぽい感じで並べられていまして。

そして武器ゾーンは、これまた、よくぞこれだけ世界中の武器を集めたなという。戦車や戦闘機や対空砲が並んでいる、ではなくて、主に中世から近世にかけての世界中の武器防具のオンパレード。日本の鎧甲冑刀に鞘などもしっかり並べられており、大勢の小学生がそこの前でじっと黙って座っているので何事かと思ったらイヤホン越しに解説を聞いているようであった。この武器コーナー、お好きな方なら溜まらないかと。

2階に上がると西洋美術のコーナー。18~19世紀の、なんといいますか、わかりやすい作品がたくさんあり、いや、うん、悪くないんだけど…どうなんだろう…みたいな品揃えで、量は多いんですけどね。

で、あまり期待していなかったんだけれど、実は楽器コーナーがいちばん面白かった。自動演奏楽器の歴史を追う展示は、最後のほうに松下電器産業製のテープレコーダーがあるのがご愛敬。このオーナーの奇美グループはかなり大きな企業グループで、その中には家電部門もあるんですけれど、別に自分とこの製品をおくわけでもないという。

で、世界中の打楽器弦楽器など集めたコーナーが非常に見ごたえがあり、国立民族学博物館の楽器のコーナーを思いだす

そして秀逸なのが、一番奥のオーケストラのコーナー。オーケストラの構成に沿って多数の楽器が扇状に展示陳列されているんだけれど、その各楽器のコーナーに等身大液晶モニターが置かれており、そこに楽器演奏者が登場して、自身の楽器を調整する様子が流されていた。これは展示構成としてとても面白いと思いましたね。

まあ、しっかり全部見たら下手すると半日一日がかりになるような博物館なんだけれど、適当に流し見して1時間ちょっと。そして企画展では動物をモチーフにした現代美術の作品がたくさん並べられており、これはなかなか楽しいものでしたが、これも写真撮影は禁止なのでありました。

お土産コーナーでガイドブックでも買おうかと思ったけれど、本当に展示品の写真が並んでいるだけで、別に展示品について詳しく知りたいわけではないので、イマイチ。それよりもこちらの本

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この本が、美術館ができるまで…や、美術館や博物館について思うところがいろいろ書かれている本で、写真も多く、なんだか見知った写真もたくさん出てきまして

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ちゃんと中身理解できるかと言われるとあやしいけれど、お値段も185元でなかなか良い買い物をしたと思ったのでした。こういうベタなものも買いましたけどね

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さて、博物館を出まして、帰りはタクシーもいいけれど、裏のほうから出れば台鐡の駅が比較的近いので歩いてみましょう。入口にある案内板のほか

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ちゃんと日本語の案内も受付でくれるので、迷うことはありません。それにしても、ちょっと離れてみてもこの建物、異様であるよな…。中はちゃんと本物なんですけどね…

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てくてく田舎道を歩いて15分ほど、保安駅に到着。駅前にはレンタサイクルがたくさんあるね

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そしてこの駅舎、なかなかかわいい

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駅には料金表、所要時間の表示もあるし、時刻表を見ればお隣の台南行は15分に1本程度は出ているがわかるし、自動券売機もあるしで気軽に乗れるわけですが

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なんと、台北で入手した、悠遊カードが普通に使えるんですね。しかしチャージは駅では出来ない…?ファミリーマートセブンイレブンですればいいのかな。台北でチャージしてきたほうが無難そうですね。そしてカードで乗ると1割引きの特典も受けられる。また、全国のバス路線でも使えるようで、日本みたいにあっちこっちでカードが乱立した挙句、統合を時間をかけて進めているよりはるかに合理的であるなと思いました。

カードで改札を入って、跨線橋を渡って…月台はホームことですよ

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ちなみに台湾の場合、月台=番線ではなく、プラットホームそのものを指すようで、乗り場の両側に列車が侵入する場合、それぞれ『2A』『2B』というように表記するみたいです。台南で見た範囲なので、全国そうなのかはわかりませんが。

ローカルな駅でのんびり待っていると

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列車が定刻に入線してきて、乗車

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車両は韓国のロテム製。けっこうスピード出るね。iPhoneのアプリで確認したら、96km/h出ていた。

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近郊在来線と言う雰囲気で、なんというか、外国で電車に乗っているという気分にさっぱりなりません。数分間であっという間に台南駅に到着

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さて、実はこの時点で、朝の市場で買った油飯がまだ手許にある。どこで食べようか…と考えた末、結局、駅のホームでいただくことにしました。日本の地方都市の駅のホームという感じで、ベンチがいっぱいあって食べやすい

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そういえば台湾、どこに行っても座る場所、ぼんやりできる場所が公共のエリアにたくさんあったなー、と感じる。日本みたいに、公共の場所から椅子がどんどん撤去されていく、みたいな光景は台北でも見なかった。いいなあ…。まあともかく、いただきます、油飯

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 要するにもち米を使ったおこわなんだけれど、シイタケとか肉とかたっぷり入っていて、たいへん、んまい。市場でとてもお安かった。1パック50元。あと、1斤100元だった龍眼も、ちょっといただきましょう。これまた、美味いなあ。

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ライチみたいな、固い皮の中にプルンとした白い実があって、種が大きい。痛みが早いらしく日本では見ないよね。沖縄なら食べられるのかな。

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 さて、そろそろ街に出よう。これから安平のほうに向かおうと思う。タクシーでも別に良いのだけれど、折角だからバスで出てみたい。台南駅の西口を出ると、ロータリーに大きなバス停がある。

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ロータリーの北側と南側にそれぞれバス停があり、道路を一本挟んだだけで隣接しているのだけれど、それぞれ北駅。南駅となかなか大仰な名前がついている。そして路線図をみると、なかなかややこしい…路線いっぱいあるな…

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なにしろ台南は200万人に迫る大都市で、鉄道は台鉄の路線が1本あるだけだから、路線バスは市民の大切な足なわけですね。そして観光客としてはどれを使ったものだか、よくわからない。観光客向けの路線として『88号』『99号』があって、案内看板も大きいのがある

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台南の主な観光地としては、台南駅から西側に向かった、赤崁楼などがある繁華街、そしてさらに西に向かった海に近いところにある、古い安平の街。直接安平に向かう88号と繁華街を丹念にめぐって安平に向かう99号があって、観光客としてはなるほど便利だけれど、よくよく見たら平日は本数がえらく少ない…

これは使えませんね、ということになり、これ以外に安平に向かう『2号』という路線に『北駅』のほうから乗車。運賃は先払いで18元、これも悠遊カードで無事に乗れました。一番前の座席に座っていると、お客さんが乗車してカードをタッチするたびに『学生です』『学生じゃありません』(概ねそういう意味のことを)機械が喋っていたり、降りるお客さんがほぼ全員『謝謝』と言って降りていったり、いろいろ観察して楽しい。

そして通路を挟んで反対側の座席に座っていた老人が、降りるときに自分の頭上のボタンを押さず、わざわざわたしたちの座席の頭上の降車ボタンを押して降りて行った。どうしてだろう?とちょっと考えたんだけれど、思い当たる節がある。その少し前に、このバスどうやって降りればいいんだろう?壁に降車ボタンが無いし…という会話をしていたのですね。結局、しばらくしてボタンは頭上に見つけたのだけれど、その会話中、老人はじっとこちらを見ていた。おそらく、日本語がわかる方で、私たちが迷っているのを見て、こうやってボタンを押すんだよ、と教えてくれたんじゃないかな。

気が付いたのが老人がバスを降りてからで、本人にはなんだか怪訝な顔しか向けておらず、お礼を言えなかったなあ…と心残り。ありがとうございます。

ところで、台北のMRTは次の列車まで何分、という待ち時間が表示されるのでわかりやすいですが、台南駅でのバス待ちでも、電光掲示板に路線番号と待ち時間が順繰りに表示されるのでわかりやすかった。そしてそのバスを待つ間、安平まで50元で行くよ、と声を掛けてくるタクシーの運転手がいたんだけど、初乗り85元のタクシーがどうやって安平まで行くんだろう…。メーター倒さずに営業するんだろうか。この時以外、怪しげなタクシーには遭遇しなかったなあ。台南駅から安平まで普通にタクシーで行っても、たぶん、150元以内では収まるかと思います。

そんなこんなで、ともかく、バスを無事に降りて、安平古堡へ

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1624年にオランダの東インド会社が砦を築いて以来、鄭成功が支配したり、日本も統治時代に税関として使ったり、いろいろな歴史を辿って今日に至る、台湾で一番古い城堡。この展望台や高台は新たに作られたものであまり歴史的なものではないそうで、古い砦の跡は、ガジュマルが絡まるこちらのほうらしいです

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展望台に上り

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台南の街を眺める

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大きなビルは駅のほう、あるいは観光地とは反対側の駅の東口のほうに固まっており、それ以外はあまり大きなビルは無く、どこかのんびりとした雰囲気が漂っているのでした。

それからは、安平老街から道沿いをぶらぶら歩き。お寺を眺めたり

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老舗(老店は老舗なのね)のお店で、蜜漬けのドライフルーツを買ったり。どれも一袋50元なのでお買い物しやすい。

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さらに、名物の海老巻を食べたり。周氏蝦捲というお店、台南のあちこちで見かけたな。蝦捲はわりとジャンクな味で、昨日食べたほうが美味しかったかなー。あと、魚の団子スープとか、魚粉かけごはんとか、すみません、メニューの名前が思いだせませんが…

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ごはんを済ませたらデザート!というわけで、こちらのお店

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安平周氏豆花。豆花は少し甘味のあるデザート豆腐みたいなものなんだけれど、ここで食べた豆花が素晴らしかった。

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オーソドックスないろいろ載せた豆花(綜合白豆花)も、フルーツたっぷり載せの豆花(新鮮水果白豆花)も、豆花自体がこれまで食べたことのないような滑らかさで、こりゃ美味い…とバクバク食べてしまう。もう少し欲しい…となって、改めてメニューをまじまじ

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台湾で入ったお店、さほど観光客が来るような感じではなくても、赤鉛筆で何度でも書き込めるメニューを用意している店が多かった。なるほどこれなら口で注文しなくても、日本人的にはある程度漢字が理解できれば良いのでありがたい。特にこの店は写真のメニューも壁に貼り付けてあるのでわかりやすい。メニューには『新鮮水果白豆花冰』とあったので、氷いらんよね、と冰部分を赤線で消して『新鮮水果白豆花』を出して貰ったのだった。

さて、さっき頼んだのは『白豆花』で、『黒豆花』もある。豆花って白と黒があるとは知らなかった。では『黒』も食べてみましょう。タロイモ入りで

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ちょっと色が違う豆花が出てきて、それほど見た目が違うわけじゃないんだけれど、白よりもしっかり豆の味がして、これも美味しかった。いいお店でした、また来たいな。

 お店にいる間にパラパラと雨が降りだしてきたので、ここからはタクシーで繁華街に戻る。そして林百貨へ

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林百貨はもともと、1932年に林さんがオープンした百貨店で、台湾全土でも二本の指に数えられるような、モダンで有名な百貨店だったそうな。戦後は廃業して事務所などに使われていたけれど、その後廃墟のようになる。それをリノベして、新たに開業したのが2014年

 店内では日本に関連したようなイベントなども随時行われていまして、これは『台湾公論』という、台湾で発行されていた雑誌を紹介したもの。表紙に台湾名所の鳥瞰図が使われている

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 屋上に上がると、空襲を受けて壊れたままの鳥居があった

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林百貨は、そのレトロな内装もとても面白いのだけれど

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建物全体が台南を中心としたセレクトショップになっていて、食べ物も雑貨もどれもセンスが良くてレベルが高い。私が買ったこの名刺入れ

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『SWEETBURDEN』という高雄のブランドで、色合いがとても美しい。

あと、不思議なネギ袋

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蘑菇というファッションブランドのもので、シャツなどもデザインのセンスがとても良くて、この袋もかわいい…。550元のところ、299元に割引されていたので買ってしまいました。このブランド、かなり意識高い(良い意味で)ブランドで、ライフスタイル雑誌も発行したりしているようでした

それから、手ぬぐいあると買っちゃうよね…

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このノートも面白かった。台南の有名な3つの夜市のイラストがあしらわれたノート。表紙だけでなく、めくったページにも描かれています

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そんなこんな、ほかにも1階の食べ物お土産のコーナーも面白いものが多く、ついつい、長居してしまいました。さすがにそろそろ出ましょう。お店の外では、お盆の飾りが

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お札に模したような黄色い紙を燃やすやつですね。沖縄でもあるよね。これに着いては明日以降、台北でたくさん見るので、詳しくはそちらで。

まだまだ降りやまない雨の中、さらに歩く。ところで、台南の街中の所々で見たこの案内板、自転車観光用の案内板なんですね、台南はお天気が良ければ、自転車で巡るのも楽しそう。

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今日は雨降りなので自転車は無理ね。なるべくアーケードの下を辿りつつ『奉茶』という店でパッケージのかわいいお茶を買ったり

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さっき食べた海老巻や豆花もだいぶんこなれてたので、そろそろ仕上げと参りましょう。こちらのお店、『裕成水果』

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ここで食べたマンゴーかき氷がですね、200元とちょっとお高めだったんだけれど、これが凄かったのですよ

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この写真では大きさが伝わらないのが悲しい。とにかくもう馬鹿にデカい。そしてフレッシュなマンゴーが馬鹿に美味い。シャーベットも良い。こんなクオリティは台北でも無理じゃないかな、という素晴らしいものでありました。

雨もそろそろ降りやんできて、もうしばらく街を歩き。ただただ、街を歩いて看板を見上げているだけでも台湾は楽しいよね

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台湾の病院の看板、必ず医師の写真入りで、最近は東京でもあるけれど、こういうのはどっちかと言うと大阪や名古屋のノリだな…と思ったり。ここは救急病院であるらしく、頻繁に救急車が出入りしてました

 

 

 

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ホテルの近くまで戻り、西門市場に入り込む。布を扱っている店の多い市場なんだけれど、だいぶんさびれていて、かなりの部分が廃墟のようになっている市場ですが。そしてこういう市場でも、平気でバイクが突っ込んでくるのが台湾ですが

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その市場の奥まで進むとあるのがこちらのお店『福榮小吃店』台南名物の『意麺』で有名なお店

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ここのお店もメニューシートの直接書き込んで注文できるパターンですよ

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この意麺というもの、汁無しと汁あり、両方頼んだのだけれど

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汁ありは、なんというか…インスタント麺かな、みたいな風体で、ジャンクで面白いけど汁無しのほうがいいなー。ほんと、市場でちょっと気軽に腹を満たす、的な食べ物でありました。この店、ワンタンも美味いらしいです。

 そろそろ薄暗くなってきたので、最後に神農老街へ。

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雨に濡れた古い町は、あまり観光向けに俗化されておらず、とてもよい雰囲気を保っており

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古い建物の風情を保ったまま、雰囲気の良いカフェになっている建物も多く

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今回は結構慌ただしく巡ってしまったけれど、台南、ゆっくり2~3泊して、夜はカフェでぼんやり時間を過ごす、みたいな旅もしてみたいな、と思ったのだった。この神農老街、いちばん奥まで進むとそびえたつお寺の威圧感がすごい

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そろそろ台南ともお別れ。ホテルに戻って預けていた荷物を受け取り、タクシーを呼んでもらい、高鐡ではなく、台鐡の台南駅へ。火車のほうね!と念を押しまして。

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定刻通り運転している19:35の沙崙行きに乗る。電光掲示板、右のほうに『晩8分』とか書かれているのは、8分遅れ、という意味なのだろうな。漢字便利。

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近郊列車に揺られて23分で25元。カードで乗ったので割引が入って22元だか23元。安い。順調に沙崙の駅に。高鐡の台南駅と直結している駅ですね

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高鐡は台中以南はかなり空いているようなので、自由席でも問題ないだろうと1305元の自由席チケットを自動券売機で購入し、高鐡乗車

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台南の思い出を振り返り、また来たいなあ、と思いつつ、今朝市場で買った龍眼を食べていたのだった

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台北の駅に21:59に到着し、台北からはMRTで西門に向かい、ホテルのチェックイン。本日のお宿はこちら

そしてそのまま就寝…とはいきません。また街に出る。西門は渋谷のような場所で、若者で溢れていまして(この写真だと閑散としているように見えるけれど、ほんとに22時を回っても若者と観光客で溢れていたのだ)

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その人波をかきわけて、粽を食べたり

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映画街をぶらぶら歩いて

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さらに、台南意麺という店があったので、ここに入って

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 ここで食べたのが、米苔目という名前の麺で、米粉を使った柔らかいぶつぶつと切れる麺(捏ねて伸ばして切るのではなく、ところてんみたいに押し出して作るらしい)。台湾、いろんな麺類あるんだなー

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 水餃子もついでに

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もうこれ以上食べられません…。お時間はすでに12時を廻っていて、さすがにホテルに戻ったのでした。

あしたも朝から歩きまくり、食べまくります…

在華坊(@zaikabou)/2016年08月16日 - Twilog