日毎に敵と懶惰に戦う

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サントリー美術館『鈴木其一展』と、美味しいお麩にお茶に南インド料理

日曜日、朝はのんびりだらだら。昼前にようやく重い腰を上げてお出かけして、浜松町乗り換えの六本木へ。サントリー美術館…に行く前に、サントリー美術館の不室屋のカフェでおひるごはん

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はじめて食べたけど、お麩ももちろん美味しいし、煮物も上品な味で、良かったです。さてそして、サントリー美術館の鈴木其一展であります

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今回の鈴木其一展、びっくりするほど良い。もちろん見たことのある作品が多いんだけれど、個人蔵の作品も数多く出品されており、それも含めて鈴木其一の作品そうまとめ、というような贅沢さ。

もちろん鈴木其一は、俵屋宗達尾形光琳酒井抱一から連なる琳派の系譜で、一般的な知名度はこれらに劣るかもしれない。しかし時代を下って琳派の表現の総仕上げという風もあり、それ以外も数多く取り込んで江戸絵画の総仕上げという風でもあり、とにかく今回、鈴木其一という存在に改めて目を見開かされるような、素晴らしい内容であることは確か。

小さくてかわいいものもたくさんあるし、朝顔をはじめ大胆な作品もあり、どちらかというと「デザイン」「構図」に集中して注目されがちな琳派からさらに一歩抜け出しているような印象もある。

それほど長く滞在するつもりは無かったのに、2時間じっくり見てしまった。そして鑑賞後に図録を見て、まだ見てないものがたくさんある!これはまた来なければ!と決意を新たにする展覧会だったのです。今年のナンバー1、2を争うような展覧会と思います。

実は今回、2人分のチケットを買うなら…とはじめてパスポートを購入。5000円で同伴者も無料、何度でも、という太っ腹ぶりで、これは大変お得なんだな、特に展示替えの多いサントリー美術館ではな、と改めて思ったのでした。

すっかり大満足して美術館を出て、その足で日本橋三越へ。お茶関連のイベントをやっており

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丸八製茶場のお茶セミナーに参加。加賀棒茶を三煎楽しむという提案で、一煎目の水出しの爽やかな甘さ、二煎目はサッと出しで加賀棒茶本来の甘みと香り

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三煎目はミルクと砂糖を入れて仄かな苦味渋味も楽しむラテ、堪能しました。丸八製茶場の人いわく、加賀棒茶は、8gの茶を100℃のお湯250ccで、18秒待って入れ始めて30秒目で注ぎ終えるのが美味しい淹れ方です…と教わりまして。実践してみよう。

昼飯が加賀麩で、お茶は加賀棒茶。石川県づいておりな。その後、長崎県のアンテナショップに寄りつつ、歩いて東京駅八重洲口

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夜は南インド料理。八重洲地下街のエリックサウス、ビリヤニも小皿料理も本格スパイス南インド料理で大変うまい、そして安い。テーブルにある、しょっぱさと辛さと酸っぱさが同時にやってくる何かと、深い複雑な辛味のソースを使うとさらに堪らなく美味い

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また来るぞ、と心に決める、幸せな日曜日なのでした。

在華坊(@zaikabou)/2016年09月11日 - Twilog