木曜日、祝日。朝はのんびり日記書きなどして、10時過ぎに出掛ける。まずは横浜市民ギャラリーへ
ここ、出掛けるってほどでもなく、自宅から徒歩数分なんですけどね
横浜市民ギャラリー『新・今日の作家展 創造の場所ーもの派から現代へ』は、斎藤義重、榎倉康二、菅木志雄、池内晶子、鈴木孝幸。斎藤と榎倉はかつての『今日の作家』展への出展作で、その他は新作を出展している。池内晶子の、白い糸で形作られたホールが印象的。近づくとすぐに壊れそう。
横浜市民ギャラリーは1964年から『今日の作家展』を毎年開催していて現代の作家を紹介する場になっていて、それが2006年から『ニューアート展』になり、かなり充実した内容のコンテンポラリーな展覧会だったんだけど、2013年に移転し、今後は年次展を『新・今日の作家展』とするそうだ。
去年は、移転後であるけれど、移転前からの『ニューアート展NEXT』名義でやっていたので、今年から一新します、ということなんでしょうね
この展覧会、10月9日までなので、10月10日まで開催の塩田千春展と一緒に来てもいいんじゃないでしょうか。同じように糸が印象的であるし
ところで…。横浜の中心部では、このほかにも現代美術関係の面白い展覧会がこの秋いろいろありまして。例えば横浜美術館では、10月1日から、注目すべきコンテンポラリーの作家6人によるグループ展『BODY/PLAY/POLITICS』
10月14日からは、BankART Studio NYKを全館使った展覧会『柳幸典 ワンダリング・ポジション』
http://bankart1929.com/cms/wp-content/uploads/2016/07/news7.pdf
BankART Studio NYKの大規模展覧会はいつも気合の入った内容で素晴らしいので、今回も期待できそう。2年前の『かたちの発語』展、良かった
しかしこの会場、毎回、展覧会は素晴らしいのに、情報発信がイマイチなんですよね…。
横着してPDF掲載するだけじゃなくて、Webページちゃんとしてください。
また、10月1日から、黄金町バザールが今年も開催される。黄金町バザール2016『アジア的生活』
黄金町バザール2016|会期:2016年10月1日(土)~11月6日(日)
黄金町バザールの去年の様子。街を歩くのも楽しいイベント
また、少し足を延ばすけれど、10月7日から、横浜市民ギャラリーあざみ野であざみ野コンテンポラリーvol.7『悪い予感のかけらもなさ』が開催される。
あざみ野コンテンポラリーは毎回、無料とは思えない充実の内容なので、これも実に楽しみ。4年前のこれは印象的だった
今回、横浜美術館『BODY/PLAY/POLITICS』に出展している田村友一郎も、あざみ野コンテンポラリーや黄金町バザールでもよくお見かけするアーティストですね。田村友一郎が出展していた5年前の展覧会。
そんなわけで、10月はぜひ、横浜にコンテンポラリーアートを見にいらしてください。横浜トリエンナーレの年じゃなくても、いろいろあります。去年は鴻池朋子と、日産アートアワードがとても良かったですね
横浜市民ギャラリーを出て、桜木町駅へ。永遠番長の看板を見つつ
都内にお出かけ。目黒、北インド料理『ルソイ』で昼飯。
マトンカレーにサラダとチャイで1,000円。香辛料の深くて複雑な旨味辛味がたまらん。ナンも美味いぞ。
お店の雰囲気が重厚でした。目黒のこの店がある通り、やたらとカレー屋多いけど、なんでなんだろう。その後、庭園美術館でボルタンスキーの展覧会、さらに日仏会館で講演会を聞いたのだけれど、これは改めて。
恵比寿で一杯だけビールを飲んで
帰宅したのでありました