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日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

『レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮』と宝町から押上への徘徊記

日記

土曜日、今日明日とセンター試験ですが、全国的に大寒波に大雪で、大変ですなー。自分が浪人してから受けたセンター試験の日も、雪の中、駒場に行ったよね。

まだ真っ暗な6時15分くらいに家を出て、日ノ出町から横浜、相鉄で海老名、朝飯に蕎麦を食べて渋沢へ。こんな寒い朝でも、渋沢駅は山に行く人が大勢いる。赤十字の人が登山者カードを配っている。クラブツーリズムの一行は、鍋割山に行くらしい。

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送迎バスで乗馬クラブに向かい、90分のレッスン。だいぶん、乗れるようになってきた感じがあって、楽しい。春先には少しステップアップしましょう、という感じで。ただ、2月の神奈川マラソンに向けてランニングにシフトするので、次回は2月の2週目くらいになるかな。

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十日町がすごい大雪、みたいなニュースをチェックしつつ(大地の芸術祭の里の冬イベント、大丈夫かな…)、渋沢から小田急、千代田線、日比谷線と乗り継いで東銀座へ。

松竹の試写室で『レオナルド・ダ・ヴィンチ 美と知の迷宮』を見る。現代の研究者が喋っていると思ったら再現映像がはじまったり、『美の巨人たち』っぽい作りで、これは映画なのか…?とやや戸惑いがありましたが。

レオナルド・ダ・ヴィンチのほぼすべての色彩作品を美麗映像で紹介してくれて、手稿の数々もじっくり拝めて、再現ドラマに出てくる周辺の人々(レオナルド本人は出てこず、周囲の人たちが出てくるのです)の衣装も美麗であるし、なにより登場する建物は現代に残るそれであるのにレオナルドの時代そのまんまであるし(いいですねイタリア)、レオナルド・ダ・ヴィンチとその周辺について学びのある映画であった。

あと、出てくるイタリアの研究者のみなさん、まあよく喋ること!この手の作りの番組…じゃない、映画か、にありがちなぶつ切りでコメント切り出すんじゃなくて、長尺でそのまま喋らせるの、いいですね。完全にフィクションでもなく、ノンフィクションでもなく、ひとつの学説のはずなのに、どのように受け取っていいものか、少し戸惑いもある映画ではありますけどね。

あと、レオナルドさん、多芸な人で絵画に限らず建築とか機械設計とかいろいろやりまくった人ですが、油彩とか色をつけて仕上げた絵画がごく少数で、手稿はいっぱいあって、頭の中のあれやりたい、これやりたい、が多過ぎたから完成させてる時間が惜しかったのかしら、なんて思いましたです。クラーナハさんみたいな商売人とは対極ですね。

終了後、ゆるゆる歩いて有楽町、またぶらぶら歩いて京橋、宝町。東京国立近代美術館フィルムセンターへ。押井守特集上映で賑わっており、ちょうど上映開始時間、行列した人たちがシアターに流れ込んでいく。で、こちらのお目当ては、展覧会『戦後ドイツの映画ポスター』

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ダンスタイリッシュでとにかくカッコイイ西ドイツのポスターと、曰くい難い魅力と多様性に溢れた東ドイツのポスターが、壁を挟んで対決していた。西の七人の侍とか、東のスタートレックとかあるぞ。

その後、宝町から浅草線で押上に向かい、献血しようと思ったらかなり待たされるようなので諦めて、久しぶりに郵政博物館。お年玉年賀はがきの特集展示をやっていて、昭和24年に考案されて以来の、商品の変遷など楽しく眺める。ここ数年、1等は現金1万円とかだったのか…知らなかった。その後、売店で切手を物色。まだ使える10~20円の切手を30円で販売してまして、東京国立近代美術館開館記念の切手とか、橋の開通切手とか、宝探しが楽しい。

混雑するスカイツリータウンを通り抜けて薬師湯という銭湯に向かい、風呂と水風呂の往復。良い感じに飲む準備も出来たので、ひさしぶりに「かどや」へ 

土曜日の18時過ぎ、いちばん混む時間かと思いきや、早くから明けていて、あまり便利とはいえない立地にあるこのお店的には、ちょっとお客が引く時間帯なのだよな。

お通し(250円)のあん肝がまずねっとりしたすごいやつで、赤星(500円)を飲みながらおつまみ物色。ギンダラ刺身(300円)と若鳥酒粕焼(300円)でいくらでも酒が飲めそう。お酒は浜千鳥(350円)、さか松(350円)と頼んで、牛たたき(350円)も美味いなー

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さらに自家製ふぐ煮凝り(250円)に阿武の鶴(350円)とても良いうすにごり。

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すっかり満足致しました。明朗会計の3000円。この店の接客がどうのこうの言う人いるけど、東京の下町としてはじゅうぶんな及第点だよねえ。そりゃ、丸千葉みたいな接客は神であるけれど、じゅうぶんなのです。

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お店を出てもまだ20時。寒いけれどぶらぶら歩いて隅田川を渡り、ちょうどバスが来たので、東京駅八重洲口までバスで。京浜東北線桜木町へ。無事に帰宅したのでした。 

在華坊(@zaikabou)/2017年01月14日 - Twilog