上野の森美術館『VOCA展』『内海聖史展』
日曜日、昼前に出掛けて、ひるごはんを野毛坂『トリステッサ』で
本日のカレーはポークビンダルゥとキーマ。あいがけも出来ますと言われて、もちろんお願いしました。スパイシーなキーマとやさしいポークビンダルゥ、副菜のジャガイモとナス、そしてアチャール、全部美味くてレベルが高い!
電車に乗って上京。御徒町で降りて混雑する上野公園へ。
上野の森美術館『VOCA展』を見る。混雑する上野公園でこの前だけ結界を張られたように人がいない。
面白くない展覧会の代名詞みたいになってたVOCA展だが(個別の作品が…というより、「平面」とだけ決まってるぼんやりとしたテーマ設定とか、推薦のよくわからない感じとか、スポンサーのご意向とか)、今年は、おやっ…?となる
原発、福島、米軍基地、北朝鮮、そして死体。これまでよりも表現やテーマの幅を広く取ろうとした意欲は感じられたし、実際、興味深い作品も多かった。一方で改めて、というかより強く「平面」でまとめている意味もなんなんだろ、みたいな疑問は湧いた。作品としては中島麦の染み込み繋がる色彩が好き
笹山直規の死体、って、笹山氏の死体が転がってるわけじゃないですが、あの死体、見るの?見ないの?みたいな曖昧なパーティションに仕切られていて、しかし注意書きも何もなくて。覗いて、あっ、見たくないこれ!みたいに察知してあの仕切りの手前に目を逸らす人がどれくらいいるのか、興味深い仕切りなのだった
『内海聖史展ーやわらかな絵画ー』もVOCA展の隣で入場無料。桜満開の上野公園から踏み込むとゆらめく色に溢れていて、色の中を彷徨っているみたいだった。お花見ついでに覗いてみましょう
東京国立博物館に出て、まだまだ咲き始めの桜を眺めてぶらぶら。
それから、蔵前に出て台湾産品の店をながめたりしつつ、
秋葉原までお散歩。帰宅して早々に晩御飯にしたのでした。