日毎に敵と懶惰に戦う

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東京都現代美術館『百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-』

日曜日、昼前に出掛けて、野毛山公園掃部山公園の桜を見つつ。というか、桜を見ている人を見つつ

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桜木町から電車に乗って浜松町乗り換え、門前仲町へ。お昼ご飯はスリランカカレー

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木場公園を抜けて歩き、リニューアルオープンした東京都現代美術館

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『百年の編み手たち-流動する日本の近現代美術-』を見る。高密度過ぎて、駆け足気味で3時間掛かったよ…。しかし、特に4章まで、私達がよく意識する日本の現代美術に繋がっていくまでの部分の質が、とても高くて良かった。中原實の面白さと、桂ゆきの凄さを、改めて感じさせる内容だったな

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とにかく3Fから2Fの最初までがめちゃくちゃ高密度で、全国的な版画活動を扱ったり、藤牧義夫の絵巻とか、中原實がラッセンぽかったり、あまり見たことないものも多くて大変面白く、そしてここまでで2時間かかったんだけど、ここまではベンチが一つもなくて、体力勝負の展覧会だな…と思ったですよ

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一時大戦以降の編み手たちの活動で100年間の時を繋いでいっておいて、最後の空間で、いきなり、日本古来の建築であり建具でもある美術表現の場としての「屏風」を意識させる、というのは、なんか不思議な感じはしたけどな

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コレクション展『ただいま/はじめまして』は、30分もなくて駆け抜けたので、また改めて。でも、宮島達男のアレが輝きを取り戻していて、とても良かった。

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この美術館でいちばん好きな作品、山川冬樹「The Voice-Over」は、次回のコレクション展に出ることを期待しましょう。

ギリギリまで粘って美術館を出て、ブルーボトルコーヒーに寄り

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チーズのこえでソフトクリームを食べて

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川沿いをぶらぶらお散歩し

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隅田川を渡り

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東京駅までのお散歩。桜木町に戻り、大岡川も散歩して帰宅したのでした

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在華坊(@zaikabou)/2019年03月31日 - Twilog