日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

広州汕頭深圳の旅 5日目 深圳からセントレアへ、そして常滑に寄り道

深圳宝安空港のホテルで3時半におはようございます…身支度整えて、出発。と言っても空港の中なので、すぐに到着します、空港に

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これから名古屋行きの春秋航空に乗るわけで、出発が5:55なんですけどね。時間に余裕を持ってきたけど…

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この時間は辺検もスムーズだし、窓口もまぁまぁ空いてるし、もう30分のんびりでも良かったか…。まぁ、何があるかわからんしね。春秋航空だから食事も出ないだろうとサンドイッチを買って、さて、乗り込みます

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飛行機まではバスで

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で、乗り込んでみたら、意外や意外。前2列はビジネスエコノミー扱いなんですね。

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今回は一番安いチケットではなく、荷物も多いのでオプションで少しだけ高いチケットにしたんだけれど、そうすると座席とサービスもよくなるみたい。毛布にクッション、飯に飲み物も出てきた

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春秋航空の深圳名古屋便が、運航開始2日目で、GW最終日にもかかわらず5000円からだったのだ。預け荷物が多いので30kgまで預けられるスプリングプラスにしたら11000円だけど、サービスも良かったし、全体的に、良かったのではないでしょうか

ほとんど遅れることなく、無事にセントレアに着陸

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中部国際空港駅から、名鉄特急に乗り、このまままっすぐ、かえ…らない。乗ってすぐの常滑駅で下車

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今回、とにかく帰りの切符がどれもこれも高くて、深圳名古屋便をなんとか安く見つけられたので選んだんだけど、ここまで来た以上、なんか寄り道したいじゃないですか。で、セントレア常滑市にあると気が付き、常滑に寄るしかない!となったわけ。名鉄で空港から3分の常滑駅で降りれば、すぐにやきものの散歩道なのが便利。駅で荷物を預けて歩き出す

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やきもの散歩道、窯が高密度に散在する坂道を上り下り、猫に出会いながら、食べ歩きつつ、焼き物を点在する店で眺める感じで、他の焼き物で著名な地域に比べても密度が高い感じ。

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お天気も良くて楽しい。連休最終日で、あまり混んでいないのも良かった。で、やきもの散歩道の途中にあった『SPACEとこなべ』に寄る

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2階に上がると作家ものの急須や茶器、上質なものばかりずらり。真剣に見入ってしまい、結局、なんだかんだ買ってしまった…。常滑で茶器を求めるならマストなお店でしょうね。後から調べたら『d design travel 愛知』にも載ってて、ま、そりゃ載るよね、という

 SPACEとこなべの人と話をしたけど、中国人観光客やバイヤーはやはり多いようだ。今の中国国内の紫砂の相場から考えたら、常滑の上質な作家ものは破格に安いだろうし(1万9千円とかあると1000元ちょっとか安いなー、と自分も思う)なので、日本国内での常滑の良いもの価格も影響を受けつつあるとか

中国出身の人が常滑に開いた店「常観堂」は、宜興と、宜興の技術で急須作りがはじまった常滑の文化を繋げる店であり、まさに今の経済的な繋がりを象徴する店でもあるのだけれど(店主は町の有名人ぽい)、残念ながら今日は休み。また常滑に来る機会があれば、行ってみましょう

常滑焼の急須は元々、宜興から伝わった技術と知多半島の良質の土で発展し、煎茶用の急須として成長したけれど、SPACEとこなべで見た茶器は中国茶を意識したものがかなりあり、最近の需要も意識したものなのか。日本人の中国茶好きも結構来るらしい。しかし、宜興も常滑も、良質の土が枯渇してるのは同じ

そのような、宜興と常滑を繋ぐ展覧会を、去年、この常滑にあるINAXライブミュージアムでやったんですね。見たかったな 

急須でお茶を―宜興・常滑・急須めぐり (INAXミュージアムブック)

急須でお茶を―宜興・常滑・急須めぐり (INAXミュージアムブック)

 

ともかく、INAXライブミュージアムにも行ってみる。

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急須作りから始めた伊奈家が建築用タイルやテラコッタ、戦後は特に便器で発展した会社がINAX、今のLIXIL。タイルのコレクションが楽しいし

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伊勢佐木町の横浜高島屋本館にあったテラコッタが解体後移動して保存されていて

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思わぬ出会いが楽しかった。さすがに疲れているので、 そろそろ帰りましょう。常滑から名鉄特急で名古屋に出て、乗り換えがてら、松坂屋の地下で赤福

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元気を摂取して、晩御飯用の弁当を購入。土砂降りの名古屋を後に、のぞみに乗る。と言っても、指定席を取っていない。自由席は大混雑が想定されたので、初めから座るのは諦めて、16号車のデッキへ。スペースが確保できてよかった。

今回、中国から帰国した最初の感想は、Suica便利!駅の乗り換えが近くて便利!荷物検査が無くて便利!だった。中国の鉄道網の発達は素晴らしいけど、切符購入にパスポート必要、地下鉄はQRコードの乗車券購入も乗車もモタモタ遅い、馬鹿広い駅で遠くてバリアフリーじゃない乗り換え、何度も荷物検査…旅行者には辛いですよね

QRコード決済が発達しているのは決済以外のサービスも包含した微信の便利さなどがあることは重々承知しているし、Suicaがあるから日本では要らない、とか単純に言うつもりは無いが、それにしても携帯でQRコード表示させてかざして…の処理効率の悪さよ。券売機でも地下鉄改札でもバス乗車も遅い遅い。

それにしても連休中ということもあったけれど、中国の地下鉄の利用者の多さには驚く。鉄道駅の乗降客数は日本が上位独占…みたいな話があるけど、3-5分間隔で積み残しも発生し、馬鹿みたいに広い構内に人波がうねっている地下鉄を見ていると、北京上海広州あたりの地下鉄の方が乗降客数多い駅が存在するのでは…と思う。数字が公表されてないだけで

そして、微信支付や支付宝は外国人にはハードル高いし必須じゃないけど、常に10元札、5元札、1元玉は豊富に持っておかないと地下鉄バスの乗車、街の食堂で困る場合があるなー、と。100元50元札は券売機で使えなかったり、お釣り出すの嫌がるお店も多い。可能なら、少額だけポケットチェンジでチャージしておくと便利かも…と思っていたんだけれど、この後、ポケットチェンジの端末で微信支付にチャージできなくなるとは…。中国はますます、海外旅行客には不便になりますね。

まあ、使い切れるつもりが無くても、大都市では交通カードを買うのが一番便利な気がします。いちいち切符を買うわずらわしさがないだけでも素晴らしい。

なお、中国元の両替は、昔なら銀行前にいる闇両替の人を使えば良かったらしいが、今はそういうのは無く、銀行で両替するためにマイナンバーカードが必要だったり、中国国内でのハードルが高い。秋葉原インターバンクや新宿大ガードのチケットレンジャーは時に逆ザヤになるレートの良さなので、日本国内で両替していくのをお勧めしますです。

デッキに立っていれば、1時間ちょっとで新横浜に到着。重い荷物を抱えて帰宅。名古屋で買ったお弁当でゆうごはん

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そして、買ってきたものを拡げたり。

広州をぶらぶら歩いていて入った雑貨屋さん、龍津東路760号にある店で買った、泥落としと玄関マット

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10元と15元、こういう雑貨屋さん、入ると素敵なものが見つかったりして楽しいよね…。面白そうな店がある路地や道のあたりをつける事が出来れば、あとは歩いてどんどん入ってみるのみ

深圳罗湖、徳兴茶葉世界3楼、『留雨軒』銘の景徳鎮を扱う店で買った蓋碗。葡萄の描き振りが上品で丁寧で良い仕事。磁器としても薄手で美しい。

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この店、壺アピールが強いので入るか迷ったのだが、奥に山のように素敵な茶器があり、あれこれ手にとって長時間滞在してしまった。

そんなこんなを眺めつつ、なにしろ明日から仕事なのだ、もう寝ますね…

在華坊(@zaikabou)/2019年05月06日 - Twilog