日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

代々木会館『東豊書店』、フクナガ、吉田健吉、アートナイト

土曜日、午前中に自宅にいるのは久しぶりだ…。

家のことを片付けて、お出かけ。桜木町駅前の店で昼飯にアナゴ丼。

6月で閉店する代々木会館『東豊書店』へ。まず、ビルの魔窟具合が凄いし、お店に踏み入ると、人もすれ違えない通路が縦横に入り組んだ店内に天井までギッチリ中国書籍が積み上がり、古書店もいろいろ見てきたが、こんなの見たことない。半額で面白そうなのを数冊買いました。

その後、フルーツパーラーフクナガで、パパイヤパフェ、いちごパフェ、そしてパッションフルーツサンデー。シャーベットの絶妙な旨さも毎回唸るけど、今回は沖縄産のパッションフルーツがすごい。口に含んで目を閉じると、パッと南国の風景や風を感じるという体験、ほんとにあるんだと思ったね…フクナガ素敵…

移動して、銀座へ。束芋のギャラリーでの展示を見る。あるフィクションを元にした創作なのだが、その元のフィクションがわからない、という痛痒感。

LIXILギャラリー『吉田謙吉と12坪の家』が良かった。舞台美術家の吉田謙吉が飯倉に建てた、ステージ付きの12坪の狭小住宅と、生活空間設計に関する展覧会で、実際にここで暮らした娘の塩澤珠江さんが模型を前に思い出話をいろいろしてくれる、贅沢な空間だった。

吉田謙吉、今和次郎と一緒に「考現学」を共著した人でもあり。戦後すぐの勤め人の正月三が日の過ごし方、という資料があって、これもなかなか興味深いものだった

六本木に向かい、アートナイトうろうろし、深夜に帰宅

在華坊(@zaikabou)/2019年05月25日 - Twilog