赤レンガ倉庫のカレー音楽イベント、オールドオークラの良きものを持つのこと
日曜日、少しお天気持ちそうな感じだったので朝から洗濯など。その後、雨は降ってくるわけですが…。昼頃出かけて、赤レンガ倉庫へ。『CURRY & MUSIC JAPAN』というイベント
カレーと音楽の融合!という感じなんですが、カレーエリアはまあ盛況
ライブエリアは、まぁまぁ、という感じで。caravanを聴いたり。こういうイベント、初回は客数が読めなくて難しいのだろうま。
カレーはファンケルブースで米だけ買って、カレーは各ブースで別途買ってくださいね、という、なかなか不思議なシステム。各ブースでご飯用意するより、まぁ、楽かな。ベイスターズの寮のカレーなどいただきました
それから、シナモンガーデンのスリランカカレーはワンプレートの食べたり
小雨がぱらつくなか、早々に脱出。ちょうど横浜駅行きのシーバスが来たので、久しぶりに乗った。
入港するぱしふぃっくびいなす眺めたり、新しい埠頭を眺めたり、みなとみらいはマンションだらけになったなー、と眺めたりしつつ
横浜駅から電車に乗って、先週の平和島の骨董まつりで知ったお店へ。
で、この骨董屋さん、さすが本物の中産階級が多数住み暮らす地域にあるだけあって、良いものがたくさんそろってるんですわ…。ちょっと汕頭レースだけ見ようと思っていたのに、大倉陶園の数々に心惹かれてしまい、ボーナス出るから!といろいろ買ってしまった。
その後、おいしいチーズの店にも寄って帰宅。晩飯後、さっそく買ってきたものを広げまして
こちらは、大倉陶園の定番、ブルーローズのティーカップセット。で、製造年は1935年から1945年までにかけて。1919年に設立された大倉陶園は、皇族からも多くの注文を受け、その質の高さを誇っていたわけで、戦前はそれこそ一品一品工芸品、今でいうと価格感的にはヘレンド的な位置づけなのかな。
戦前のものを特にオールドオークラと呼ぶそうで、これも1935年から1945年に製造されたもの。
なぜそういう幅で製造年代がわかるか…というと、裏印ですね
この朱色のマークがついているものは、1935年から1945年に作られたものだそうなのです。昨日行った松涛美術館の展覧会でも製造年が「1935-1945」と書かれたものが多くて、どういうことだろうと思っていたら、そういうわけなんですね
このオールドオークラのブルーローズのカップアンドソーサー、触ってると、ほんと、薄手で、軽くて、白くて、良いものなんですよね…。80年前のものが、こんなに質が良くて、こんなに状態良く残っていることに、まず、感動してしまう。大倉陶園の白さが感動を倍加させるのだろうなぁ…。安くは無いけど、高くないお買い物だった。さらに、菓子皿も買いまして。左下のお皿ね。6枚セット
こちらの裏印には、はっきりと製造年も書かれている
1935年以前の一時期の大倉陶園には、このタイプの裏印があるそうです。なるほど。松涛美術館の展覧会でも、1933と書かれたものがあったな。
しかし…大倉陶園は戸塚に工場があり、横浜産だから良いもの一揃えくらい持っておきたいよね!という話をしていたのですが
1960年に移転するまでは、東京の蒲田にあったのだよね。確かに大倉陶園のよきものをお迎えしたのだけれど、何故か、横浜ではなく、蒲田時代のものになってしまいました。
さらにもうひとつ。というか3つ、買ってしまった、オールドオークラのカップアンドソーサー。こちらも1935-1945年のもの。
手描きで謎の中国風な柄で、面白かったので。こんなものもあるんだなぁ
こちらも使いやすそうな感じで、日常的に使い倒したいと思います。で、もともと見に行ったのは汕頭刺繍だったのだけれど、それも買いましたよ
なんと、パンダ柄。そんなものあるのか!と、思わず買ってしまった。骨董趣味、怖いですね…。ほどほどにしましょうね…。これは、以前、香港で買ったものみたいに、額装したいと思います