文化の日、お休み。ゆっくり起きて、クロネコヤマトの営業所に荷物を取りに行く
twitterの検証で当たった、まつだい棚田バンクの権利。それで、8kgのお米が送られてきた。ありがとうございます。以前から棚田バンクには興味があった。里親になると、田植えや収穫など、様々なイベントにも参加できるらしい。来年はちゃんと里親になろうかな。
朝飯兼昼飯を食べて、昨日買ってきた、木次牛乳の瓶牛乳と、プリンを。
目白のクーポラでパフェでも食べようかと思い、新宿駅で乗り換えたら、なぜか中野駅にいる。間違えた。しばし逡巡し、甘露に行こう…ということにして、東西線に乗り換えた。で、甘露です。今日も甘味が美味しい
無花果双皮奶と宮廷老散茶、菊花酥と杏仁酥もいただきました。紅茶の効いた広東式ミルクプリンと、オリジナルの焼き菓子。西早稲田の商店街で、アマビエお守りが貰えるキャンペーンをやっており、いただいてしまった
新宿に出て伊勢丹で英国展も冷かし、スコーンやママレードなど買ってから、歩いて四谷三丁目へ。本日の夜のごはんは、あの、予約が取れない「南三」である
雲南、湖南、台南、3つの南から着想を得た創作料理を出すお店、「南三」である。オープン以来、好事家の注目を集め、すっかり予約の取れないお店になっている。前々月の最終日曜日に某予約サイトからまとめて一か月分予約を取るようになっており、今回は友人に頑張っていただいた。ありがとうございます。
まず、この前菜盛り合わせが、豪華。よだれ鰹、ナスのピータン醬、かぼちゃとアヒル塩卵、台湾風牡蠣オムレツ、酔っ払いボタン海老…
名前を聞いてるだけで涎が出る、そしてじっさい脳味噌にダイレクトに響く美味しさ。怒涛のようなラインナップだが、これははじまりに過ぎなかったのだ…
羊のソーセージ、パリパリの豚の大腸揚げ、アヒル舌スモークは、骨まで舐り尽くしたくなる旨みの塊。味も食感も楽しい
キヌガサ茸とマコモと水蓮菜と雲南ハム。スープを介して全ての食材の魅力が引き出され、また還元する、幸せの連関。この野菜の食感がまた、これまでに味わったことの無い何か。すでにリミッターを超えてきている…
ポルチーニ茸の春巻きは、油の香りも芳しいパリッとした皮の中から、旨味の爆弾が現れて、熱々！わふわふ！なんだこれ凄い！
アオハタと白子の発酵唐辛子、白身魚の食感も白子の濃厚な芳醇さも、辛いけど奥行きのある爽やかさのある発酵スープの中に、すべて溶け込んでゆく…皿を離したくない…
豚と黒酢と長芋の何か。もう複雑すぎて何かとしか言い様が無いが、おそらく生の馬告（台湾の山山椒）が、全体を甘味と酸味と爽やかさの奇跡のバランスに作り上げる。
上海蟹の米の麺、もう駄目。これは麻薬そのもの。表現できない。笑いながらうまいウマイ美味い言いながら食べるしかない。目の焦点が定まらない。なんだこれ。麻薬だ。
無花果のシャーベットと桃膠の杏仁豆腐も、それはそれは幸せな味で、コース全てを通して、脳みその知らなかったシナプスが雪崩のように音を立てて繋がっていくような、幸せな時間がずっと続いたのだった。
予約はなかなか取れないが、確かにこれは来る価値のあるお店…美味しかった…。また別のものを食べに来たい。
幸せな気持ちのまま帰宅し、おやすみなさい…
