土曜日。今日明日は低気圧の通過に伴ってお天気が荒れそうだけれど、とりあえず今日は雨は大丈夫そう。だんだん、南風が強くなるという。ということは、早い時間に南下しておけば、帰りの北上が楽なんじゃないだろうか。というわけで、晴れていてとにかく暖かいし、南に下ることにする。
クロネコヤマトで荷物の発送をしてから、16号線を南下。金沢警察署前のマツモトキヨシで58円のウーロン茶を補給し、さらに南下する。風のせいもあるけれど、あんまりスピードが出ない。体がなまっているかなあ。ま、今日は無理せずのんびり行こう。馬堀海岸はウォーキングのお年寄りの長い列ができており、ヴェルニーの水も、水を汲もうと大量のボトルを抱えた人で混雑していた。飲みほして空いたペットボトルに水を詰めて、再出発。そして観音崎
穏やかな春の海。気温はぽかぽか暖かく、なんとも長閑で、すばらしい。やっぱりいいですね、自転車は。久しぶりに灯台にも行ってみる。200円なり
灯台の上は風の強さがますます強調されて、飛ばされそうなくらいで、ちょっと怖い。だけれど海は穏やかだ
風のせいだろうか、千葉のほうが、よく見えたり、ぼうっと霞の中に消えたり、変化がめまぐるしい。強くても暖かい、海から吹く南風。心がひろびろとする。灯台をあとにして
さらに南下。浦賀、久里浜へと向かい、久里浜の松屋で昼飯、豚どんと生野菜のセット。デフレ万歳430円。大丈夫か日本。腹もくちくなり、ここからは帰路モード、134号線を北上して、途中から県道27号線に入って葉山を目指す。途中、怪しい秘湯の近くを通りましたが…
葉山の秘湯、星山温泉へ自転車で - 日毎に敵と懶惰に戦う
今日は先に進みましょう。また来るけどな。葉山の街に降りて、134号線を北上。普段は海岸沿いを通るんだけれど、今日は山側の国道を通ったので、はじめて見ました。高いプリンで有名なマーロウのプリンのお店
海岸沿いにはレストランがありますね。まあ、ここで買えるプリンは、大抵横浜そごうで買えるんですけどね。途中から海岸沿いに出て、葉山マリーナ前を通り、日影茶屋でぼたもちとさくら餅を購入、378円。海岸沿いの国道を北上するころには、風がますます勢いを増しており、自転車がなかなか進まない。見るたび苦笑する石原都知事の『太陽の季節ここに始まる』も通り過ぎ
由比ヶ浜に辿りつくころには、車道にまで海岸の砂がまうような、凄い風になっていた。由比ヶ浜の海岸に降りる
風と波がすごいことになってきた。海から吹き付ける強い南風が、波頭を空に舞わせている。まるで、スローモーションのように、砕けてゆく波を、見ている
海と向かい合っていると、風と波の音しか聴こえない。なんだか涙が出てきてしまった。風に舞う波飛沫で視界がぼんやりしてきた。…口のなかまでじゃりじゃりだ…そろそろ戻ろう。混雑する鎌倉の大路を北上し、鶴岡八幡宮へ。そう、倒れてしまった銀杏を見に
あるべき場所にあるべきものがない。ちょとずらした位置に、枝を払われて幹だけになった銀杏が植えられて、根付くのを待っている
芽吹きを祈る記帳所には行列ができていて、大勢の人達が記帳していた
脇のほうでは枝を積み出し中。枝と言っても、でっかいですね
ちょうど軽トラックが一台、枝を運びだすところで、ちょっと貰おうとしてすげなく断られている人達を何人か見ましたです。どうすんのかな、普通に処分だろうか。お参りも久しくしていなかったので、階段を昇って参拝
何時ものよう絵馬を見るわけですが…
うーむ。眞佳って、眞子さんと佳子さんのことだろうか…
あとは帰路一直線。北鎌倉前を通って鎌倉街道、上大岡へ。駅ビルを眺めたことが無かったのでちょっとぶらぶらして、そして時間調整のため、一旦根岸方面にちょっと行ったりしてですね、夕暮れ時に弘明寺に戻ってきましたですよ。目的はここ！
弘明寺の銭湯、中島館がジェームズ・タレル - 日毎に敵と懶惰に戦う
450円払い、石鹸を30円で購入して、さっそく入浴。露天風呂から天井を見上げて、窓の上、空の色が刻々と変わっていくのを見る。水風呂と露天の温泉を行き来しながら、次第に暮色が濃くなり、疲れた体は温泉で癒されて揉みほぐされて、ああ、極楽…。しあわせ。
ほくほくして風呂あがり、牛乳をいっぱい。そして今日はお待ちかね
華隆餐館
ああ、辛い！美味い！痺れる！熱い！体の中までぐつぐつするような感覚。実に美味いなあ。でも前回食べ時に比べて味が落ち付いているような気が。味がイマイチ安定しないところもこの店の魅力ですね。ビールと刀削麺で1400円、ごちそうさま。昨日オープンしたコレットマーレにちょっと寄り道して帰宅したのでした
本日の走行距離89.88km、走行時間5時間20分59秒、平均速度16.8km。これぐらいののんびり具合もいいけれど、不満は無いのだけれど、でもやっぱり、ちょっとなまっているなあ、とは思った
