日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

福岡から大宰府、九州国立博物館『クリーブランド美術館展』など

薬院の素敵なお宿で目覚めて、朝ご飯が美味しかったことなどは昨日の日記に。8時半には宿を出て、薬院から西鉄に乗ります

肖像権に配慮したぼかし…ではなく、たまたまピントが合わなかっただけです…。このまま柳川に行きたいなー、と思ったけれど、今日はあまり時間も無いし。予定通り大宰府へ。コインロッカーに荷物を預けて、9時前の空いた参道をぶらっと歩いて太宰府天満宮


中韓の人…特に韓国の観光客が多かったなあ。近いからね。大宰府、社の奥のほうに廻ると、なかなか森も深く

摂社末社がたくさんあって、趣があった。何度か来ているけれど、こっちには廻ったことがなかったので面白かったですね


そうそう一昨年も来たし、わりとちょくちょく来てるんだよな
太宰府天満宮、九州国立博物館、そして長浜ラーメン - 日毎に敵と懶惰に戦う
お参りを切り上げて、九州国立博物館へ。きくたけせいくん!

本日のお目当ては…

東京から巡回する台北國立故宮博物院展…はまだ会期前なので!

やはり東京から巡回した、クリーブランド美術館展です

九州国立博物館 | 特別展『クリーブランド美術館展 - 名画でたどる日本の美』
実は東博でも行きましたが再訪。薄図屏風と、友松の松に椿・竹に朝顔図屏風がとにかく素晴らしいよなー。なにしろ非常に空いていた(朝イチだしね)ので、じっくり鑑賞できて幸せでした。
伊年印の雷神図屏風の力強さや、深江盧舟の蔦の細道図屏風の味わいもたいへん、よろしい。雪村の龍虎図はかなりユーモラスで、照明を少しずつ変える工夫はいいんだけど、1分間でひとまわりはちょっと慌ただしいのではないかな。常設のほうで『海を越えた再開』という関連企画をやっていて、風神像とか、曾我蕭白の妙に漫画チックな蘭亭曲水図とか、いろいろ観れて良かったです。無料でくれる図録がえらい立派だった

ただまあ、いつも思うんだけど、ここの常設はねー…企画者の意気は感じるけど、どういう順路で見たらいいのかよくわかんないし、見せ方に一定のルールが無い感じがするし、やっぱりゴチャゴチャまとまりが無くて目が滑るよね…。どうなんかな


さて、そろそろかなり人も増えてきた大宰府をあとにして

また西鉄に乗り、薬院へ。バスに乗り換えて六本松方面。近傍のパス停で降りて、護国神社の境内を抜けて、こちらへ

工藝風向はそれはそれは素敵な…素敵過ぎて申し訳なくなるぐらいなお店であった。石川昌浩さんの吊花入を買いました。大切に使いたい。バスに乗って祇園へ。うま馬という店で昼飯。

あっさりしていてわりと好み。餃子も良かった。ほいでもって、出来たばかりの福岡のD&DEPARTMENT を一応、覗いておく。なんか広々していた。まあ、品揃えは一緒なので、地方に行ってこの店に行く意味はあんまり無いんだけどね…

祇園から地下鉄に乗って

福岡空港に到着すると、もう13時30分、結構ギリギリになってしまったですね。ゲートを抜けて

14時のJAL羽田行きに乗り込めは、おお、なんか、革張りである!これはスカイネクストというやつですね

7月23日からはじまったばかりの機内WiFiサービス、有料だったのでインターネットは利用しませんでしたが、機内のご案内などは見ることが出来ましたよ

夏らしい雲を堪能して

羽田に到着し

船に乗って帰宅したお話は、別項を詳しくご参照ください、なのでありました
在華坊(@zaikabou)/2014年07月27日 - Twilog