土曜日、お休み。朝から家事をいろいろ済ませて、昼頃お出掛け。川崎から南武線に乗り、府中本町からタクシーで府中市美術館へ
『へそまがり日本美術』を見る。これが文句無しで面白い!よくぞこのテーマでこれだけの作品を集めましたね。話題の家光の兎と木兎と鳳凰も勿論、我が道行く仙厓や蘆雪や、あるいはこの人がこんなのも、含めて、とにかく楽しい作品ばかり。そして府中で開幕一週間で、びっくりするほど人が入ってました。
家光と綱吉の作品が蛭子さんの漫画の隣に並べられているのも面白いし。春叢紹珠の達磨図と皿回し布袋図に挟まれて、腕切るのやだなぁ…って感じでじっと自分の腕を見つめている椎精宗磬の断臂図があって、3人の並びが絶妙だったり。とにかく、会場にぎっちり並んだ作品の構成自体がなんか面白い。そして、比較用に応挙を3点並べてしまうのも府中、贅沢。
あちこちに出て来る虎が、緩いのでいつも以上に猫そのものでしたね…。前期後期で入れ替えがかなり多いので、後期も機会を見つけて来たいなぁ、と思ったのでした。半券で2回目半額になるし。
府中まで歩いて準特急に乗り、千歳烏山駅から徒歩で世田谷文学館へ
世田谷文学館『ヒグチユウコ展 CIRCUS』は、完全にヒグチユウコ世界にどっぷり浸り込んでしまう感じ。世界観の作り込みがヤバイ。
そしてサービス精神たっぷりな展覧会。混雑情報が過剰に出回ってる感があるけど、夕方行ったら当日券で閉館までゆったり見られたから、とにかく来てみて良かった。
おおいに満足し、新宿経由で帰宅。家で晩御飯にしたのでした。