水曜日、ワンコインの朝飯とともに西に旅立つ
大阪でお仕事
先月からこねくりまわしていた資料を出してホット一安心…。夕方まで引き続きお仕事。終わって、ぶらぶら。お初天神が恋人の聖地なの、いまだに釈然としない
で、西天満『大安』である。
割烹レベルの異様なクオリティの食べ物がめちゃくちゃ安い値段で出てくる謎の立ち飲みなんだけど、いかにも安居酒屋な酒メニューのフォーマットで、燗酒が山形の麓井である、そして400円である、ここをまず汲み取って欲しい。
分かる人にはわかる。この店は何かがおかしい。
ビールは赤星。
サッポロラガーの瓶が出てくる店は信用できる店なんですが、それはともかく、坂越のカキ酢がうめぇ。ブリブリしたシマアジもたまりません。
刺身がどれもこれも信用できる。この日のオススメはカマスの焼霜だった。刺身からして端から端まで食べたい
穴子の煮付けの、なんと品の良い、ふっくらした仕上がりであること。
隣のは鯛の子の玉子寄せ、丁寧な仕事。天ぷらは紅生姜と大粒なめこにして
揚げ具合も素晴らしいが、白子天とか、カキ天とか、カマンベールチーズ天とかも、間違いなく美味い！雪の茅舎がグビグビいけてしまう…
京芋の煮付。丁寧に面取りして、ゴリっとするくらいの加減の煮方なのに、しっかり出汁が染みていて、柚子の香りの効き具合、山椒の葉、木の芽の香り、完璧。これが350円。麓井を飲みながら、とらふぐ、あいちのうなぎ白焼、新物セコガニ、てっちり小鍋、どこまでも美味しそうなメニューに目移り…
誘惑を振り切って、〆はさば棒ずし。肉厚で上質なさばの旨さ、赤酢のメシのほどけ方、しっかり腹にたまるボリューム。この一皿の芸術が、たったの400円である。これだけ好き勝手やって、ほんとうにお安いお会計。大阪はコスパがおかしい店が多いｋｗど、大安は高いレベルで、ほんとに凄いと思いますね
さて、帰ろう
お初天神あたりから道路を渡り、阪神百貨店のペストリアンデッキを経由して
大丸の脇から、大阪駅に至る
ふだんは地下にもぐってしまうけれど、ビルがいろいろ建った結果、こういうルートもあるんだな、と思ったなり。
新大阪から新横浜へ。そして帰宅。そんなわけで、今日もお疲れさまでした
