土曜日、家で家事を済ませつつ、のんびりだらだら。お出掛けして東京駅へ。KITTEで香港刺繍ハンカチを売っているのを眺めてから、三菱一号館美術館へ
三菱一号館美術館『1894 Visions ルドン、ロートレック展』を見る。
まず一番の印象が、岐阜県美術館はすごい、ということ。ルドンだけじゃなく、印象派も、それ以外も、良いコレクションを沢山持っている。横浜美術館のトライアローグ展もそうですが、日本の地方公立美術館のコレクションは凄いんだな…
展覧会そのものは、ルドンとロートレックの名前に引っ張られて行くと、わりと???となる感じ、なんか雑然としていたけど、1894年を軸にフランスの絵画動向を俯瞰する内容で、良い作品は多くて楽しかった。山本芳翠『浦島』がいちばん印象的だったかもしれない。ギョッとしますねあれは
美術館を出て、パンを買って電車に乗って、野毛まで。焼き鳥でも食べようと思ったけれど、人気店はやはりみな混んでいる。今日は焼き鳥はやめておいて、こちらへ
野毛『松澤ワイン食堂プチ』、カウンターのみのワインバーは、店主が丁寧に作るつまみがどれも美味くて、ワインも良いのをリーズナブルに揃えているお店。
ずいぶんご無沙汰していたが、覚えていてくれた。メニューがどれも字面からして魅力的で、いろいろ頼んでしまいますね
タラとジャガイモのグラタン、鯖の香草パン粉焼き、美味しかったな。
安いのに一品一品どれも凄く丁寧に作られていて、なんか恐縮してしまう。ちょっとつまみながらワインを…ではなく、面倒な料理ばかりガッツリ頼んで、申し訳ない。
壁に描かれたイラストもかわいいのですよね。
お腹いっぱい食べてワインも結構飲んだのに、えっ?いいの?というお会計になったし、しかもGoToEatのプレミアム付食事券が使えたので、かなりリーズナブルに楽しめました。料理のペースがゆっくりなので、飲みながらゆっくりお喋りする人向きかな。感染症対策にもかなり気を使われてる感が伝わってきた
そして私たちは悪い大人なので
さらにパフェをやってしまうのだ…。
ロイヤルホストの焼きりんごと塩キャラメルアイスのブリュレパフェ。優しく甘い焼きりんご、キャラメリゼした瑞々しさ甘酸っぱさも残した紅玉、ナッツの食感、ソルベ、生クリーム、アイス、ジュレと変化していく味わいと食感、そしてコンポート。変化に富んでいて楽しく美味しく、880円。素晴らしい 。
おなかパンパンになって、帰宅したのでした