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日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

乗馬から、仙厓の足跡を訪ねて寶林寺へ

松江出雲の旅から戻って日曜日。馬に乗りにいくのに自転車をどうしようか朝まで迷っていたのだけれど、お天気が崩れそうなので電車で行くことにする。7時過ぎに出て、小田急渋沢には8時44分着、送迎バスで乗馬クラブへ 

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本日は馬具の着け方を勉強したり、馬上体操したり、立ったり座ったりの姿勢をかなり意識的にやってみたり。終わって12時半くらい。帰りのバスまで時間があるので、歩いても1時間ちょっとの距離だからぶらぶらお散歩。

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途中で雨が降り出したけれど

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ライオンズクラブが建立した謎看板を眺めたり

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明るい家族計画を眺めたりしながら小田急渋沢駅まで。

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駅前の『麺や阿闍梨』で一番だしラーメン700円。魚系と肉系のブレンドであっさりめでなかなか。チャーシューがロースとバラから選べる。トッピングにはかき揚げもある。カウンター15席の店に店員さんが4人いて、厨房の調理の様子とか手数とか眺めていても、真っ当な店だな、と思った。

さて、ここから都内に出ようかと思ったんだけれど、どうも、冷たい雨は降っているし、体調も必ずしも万全といえず、自転車乗って馬乗ってでわりと疲れてもいますからね、ラーメン食ってやたらと眠いし。海老名で降りて相鉄の特急に乗る。7000系の車両はものすごく揺れるけど大丈夫でしょうか。

このまま帰宅するのもなあ…なんだか体も冷えたし銭湯に入りたい。それも黒湯の温泉が良い。ならば弘明寺の中島館か、井土ヶ谷の横浜天然温泉くさつであるけれど。井土ヶ谷なら、天王町から歩けるのではないか。そして、その経路上に、ちょっと前から行きたいと思っていた寶林寺があるではないか。

そういうふうに話が繋がって、相鉄を天王町で降りて、旧東海道をぶらぶら歩き旧保土ヶ谷宿へ向かい

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金沢横町の道標を見たり

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旧本陣跡を見たり。さらに進んで、寶林寺に至る。

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この寶林寺、ここを隠居所とした月船禅慧を慕って多くの僧が学んだ場所。その学び舎は東輝庵と呼ばれ、各種資料が、東輝庵講師資料として横浜市文化財にもなっている。かの仙厓義梵も20代30代をここで過ごしている。ただ、そのころは禅画は描いていないため、作品が残っているわではない。

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で、わたしとしては痕跡は何もないのだろうな、と思いながら寺まで来たのだけれど、なんと碑があるではありませんか。鈴木大拙撰文、出光佐三願主による「仙厓禅師修行跡東輝庵」という碑。これは予想外で嬉しいことでありました。

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この寶林寺は東海道を下ってきて、鎌倉に向かう分かれ道にありまして、そういう意味で広く名の知れたお寺であったのかな。今は広い墓地を持った静かなお寺であるけれど、目立つ位置に砲弾があるお墓があり

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勲五等大森芳輔とある。勲五等ということになると、旧帝国海軍で少尉か中尉だったのだろうか。詳しくはわかりませんが。なにかの艦に乗っていた方なんでしょうね。大正15年没で61歳だと、日清日露戦争で30歳40歳くらいですから、そのころ活躍した人だったのかな 。

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井土ヶ谷駅前を通り過ぎて、横浜天然温泉くさつで黒湯と水風呂を何往復も。銭湯価格で入れるお風呂としちゃ、もっとも充実している温泉のひとつであるな。そして、弘明寺QBハウスで散髪して、商店街で惣菜とお酒を買い物し、地下鉄で帰宅。

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おかず大過ぎのばんごはんに、お酒をおいしくいただいたのでありました。徳利と猪口は旅先の湯町窯で入手したもの。他に松江で手にいれたものは、明日届く予定なのです。

在華坊(@zaikabou)/2017年01月08日 - Twilog