日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

新宿三丁目『イル バーカロ』の立ち飲みと、東京国立近代美術館『高畑勲展』

金曜日、今日は朝から、高校野球をBGMに、5月の中国旅行の日記を書く。13時半ごろ、なんとか書きあがり。

少し遅めの昼飯、モスバーガーへ。お目当てはカレーモス ヒグチユウコ スペシャル の、タオル、なのです。しかし桜木町には無く、関内に行ったら、あった(昨日の帰り道、このモスバーガーに寄ってタピオカドリンクを買ったときに確認していたので、期待していたのです)

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このタオルが、思ってたよりでかい。一辺30cm以上ある。そしてかわいい

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関内から電車に乗って、伊勢丹をぼんやりとウィンドウショッピングしていたのだけれど、今日は買い物欲はわかず、久しぶりに飲みますか…と

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新宿三丁目の『イル バーカロ』にやってきた。この店、座って飯を食うことも出来るのだけれど、入口の立ち飲みスペースなら1杯250-500円くらいのグラスワインと、100-200円くらいのおつまみが豊富に揃っているのである。ヴェネツィアの「バーカロ」というバーの形態らしいのですね。

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で、さっそく、白ワイン390円にイイダコ200円、イワシ200円。イワシ旨い。

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最初、空いていた店内にはどんどんお客さんが入ってくる。外国人が多い。続いて赤ワイン、ヴァルボリチェッラ スーペリオーレ360円、生ハム200円、ほうれん草150円

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合計1500円で、大変、美味しくいただきました。10年くらい前はちょくちょく来ていたような気がするけれど、以前とぜんぜん変わってなくて素晴らしい。

この店の隣には『串カツ 田中』があって、たぶん、価格的にはほぼ一緒なんだけど、客層がまったく違っているのが面白い。

都営地下鉄に乗って九段下へ。そこから歩いてお堀端、夕景

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夜間開館で、東京国立近代美術館高畑勲展』を見る。

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アニメーション制作現場の資料の山と情熱に圧倒される。太陽の子ホルスの大冒険は、完成時期をめぐる生々しい書簡や、東映動画労働争議を巡る動きもしっかり展示されていた。どの作品も世界観の構築に時間と情熱がたっぷり注がれていた。

かぐや姫の物語、展覧会の一昨日の夜にようやく録画を見ており、いろいろ考えながら展覧会を見ており。スタッフ全てと、世界観や登場人物の心の動きとかをしっかり共有しながら製作する体制で、かぐや姫や翁や捨丸や女童やアゴの心理は、いかにして共有されたのか、みんな納得できていたのか…そんなことを考えてしまった

高畑勲東映動画に入ったばかりの頃に書いた企画書では、翁は、かぐや姫の美しさが自分の制御せざる高みに達するのを恐怖し、遂にかぐや姫を殺してしまうストーリーが書かれている。翁視点の作品だったものが、50年後に、まさに「かぐや姫の物語」へ。捨丸にいちゃんも、完全に物語の後景でしかないよね…

ドラえもん初期シリーズのために高畑勲が書いた企画書とか、いかにも、トーダイからまんが映画会社に入ったインテリ、という内容だったり、太陽の子ホルスの香盤表がずらりとあったり、とにかく展覧会全体通じて、文字が多い!情報量が多い!資料数が圧倒的で全部読んでると疲れるけど、ついつい、読んじゃう、そんな展覧会なのだった。

ハイジのジオラマなどは撮影可能でございました

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見終わったらもう閉館時間。コレクション展を見ている時間が無い。東京駅に出て、冷やし中華を食べて、帰宅したのでした

在華坊(@zaikabou)/2019年08月16日 - Twilog