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日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

出張のついでに観光

zaikabou2005-02-11

広島の平和記念公園には折鶴を入れとくケースがあって、毎日どんどん入れていけるようになっている。大概は普通の折り鶴なんだけど、なかには折り鶴で作ったタペストリーのようなものもある。で、この写真。もはや折り鶴とはなんの関係も無い。どうしたもんだろう、これ。

とりあえず厳島

ビジネスホテルの部屋で目が覚めて、7時出立。広島駅まで市電で出て、荷物を預けて、7時49分の岩国行きに乗る。朝飯はやきそばパンと牛乳。時々、やきそばパンって猛烈に食べたくなりません? んで、宮島口着。JR唯一の連絡船に乗り換えて、170円なりで宮島着。
とりあえず鳥居
厳島神社はなるほど、風光明媚で波穏やかで、朱塗りの柱の並び様が歩きながら刻々と変化し、明るい外の空間と神社の奥のほの明るさ、コントラストが荘厳さを醸し出していて、たいしたもんです。しかし、去年の台風の傷はまだまだ癒えず、という感じだ。

台風の度に被害を受けていて、何年か前の台風で巨木もすべて喪失してしまったらしい。なるほど、その歴史の割に木が貧相だな、と思ったら、そういうことなのか。
それから宮島をうろうろ散策して、

瓦屋根が連なる向こうに静かな海、そのむこうにも豊かな島。これぞ瀬戸内海、という光景。昔なら、厳しい自然環境の地方の人から見たら、垂涎物だろうな…。

それから広島へ

再び船に乗るために、桟橋へ向う。お土産屋を覗くと、「もみじまんじゅう・牡蠣・穴子・しゃもじ」しかない。他に無いのか名物。まあ、4つもあるのは多いほうかな。それにしてもみじまんじゅう、一体いくつの会社で作ってるんでしょう。
船で宮島口に戻り、こんどは市電で広島に向うことにする。

売店で買った「もみまん&抹茶ソフトクリーム、もみじまんじゅう添え」。ソフトクリームももみじまんじゅう味、で、「もみまん」。ついでにしゃもじせんべいも付いて、広島名物揃い踏み。味は、ちょっと甘すぎ。
市電に揺られて「原爆ドーム前」まで45分。「原爆ドーム前」駅の英語表記が「Atomic Bomb Dome」だったので感心する。いや、当たり前と言われればそうなんだけどさ。「原爆ドーム」が固有名詞として「ゲンバクドーム」なのではなくて、ちゃんと意味として「Atomic Bomb Dome」なんだな、と思って。
とりあえず原爆ドーム

もちろん平和記念資料館へも

原爆ドームを見た後は、平和祈念公園へ。例の碑文『やすらかにお眠りください。過ちは繰り返しませぬから』。なるほど、確かに「誰が、どんな」過ちを繰り返さないのか、良くわからぬ。多分、「こんどやるときは勝つ」という意味だろう。*1
それから、平和記念資料館へ。心臓の悪い方はなるべく見ないほうがよい施設。見るべきだとは思うけど。原爆による被害の写真、遺品の品々は、まったくもって胸を打つ物ばかり。外国人も結構見物していた。
しかし、説明パネルを読んでいると、広島が軍都になって「しまった」ことが繰り返し語られていて、「軍都にならなければ原爆なんか落とされなかったのに…」ということを言いたいんだろうなあ、と思うが、いや、そりゃそうかもしれないけど、ねぇ。うーん。
ついでに、近所にある国立の追悼施設へ。無料なので入ってみるが、なんだか意味不明の施設。とにかく意味不明。なんで作ったのか理解不能。千鳥ヶ淵の新しい戦没者慰霊施設もこんなふうになるとしたら、私は断固反対します。
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館

*1:NHKの戦争追悼番組で、ひとしきり「戦争の悲惨さ」を見せた上で、最後の〆でゲストの老人にコメントを求めたら、「こんどやるときは勝つ!」とコメントして、ドッチラケになったことがある……らしい

昼飯も広島らしく

それから、ぶらぶらと繁華街を散歩。パソコンショップの近くに「とらのあな」とか関連施設が集まっていて、なるほど、こういうものはどこの地域でも密集するものなのだね。そのまま広島駅まで歩く。
昼飯にお好み焼と焼き牡蛎、ついでに休日なのでビール。おみやげに、もみじまんじゅうと牡蛎の塩辛を購入する。空港まで、こんどはバスではなく、JRで白市駅まで出て、そこからバスに乗る。所要時間はほとんど変わらず、値段はバス1300円に比べて1120円で、若干安い。広島駅の自動券売機でバスの分まできっぷが買えたので、JRのお勧めはこっちなのだろう。(本当のお勧めは新幹線だろうが)
空港から16時30分の飛行機で羽田へ、横浜までバス、東横線で帰宅した。