日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

美しい…

7時ごろ起きて、朝飯はパン。宿のご主人に車で送っていただき、底地ビーチというところへ。小学校になるお子さんは、毎日川平の集落の学校まで車で送迎しているそうな。底地と書いて「すくじ」と読む。遠浅の海で、地元の小学生が遊んでいるのんびりしたところ。ただ、遠浅なのはいいが遠浅過ぎて、海に入って遊ぶのはやや面白みに欠けるかもしれない。
今度はバスで川平湾に出る。お約束のグラスボートで、珊瑚の中を泳ぐカクレクマノミやらを堪能した後、高台に上ると…ああ。美しい。言葉で表せない美しい風景。昼飯もそこそこに、ただただ座り込んで風景を眺めていた。
またバスに乗って、今度は米原ビーチというところに向う。空はすっかり快晴になっていた。ヤシの群生地も眺めた後、ビーチに下りると、砂浜ではなく、珊瑚の死骸でできた浜の先に海が広がり、膝まで足を浸して、海を覗くと、珊瑚の中を無数の魚が泳ぎ回っているのを観察できるという、信じられないようなところ。公式には遊泳禁止らしいのだが、また実際、今年も一人死んでいるらしいのだが、足のつくところにいる限りでは危険はそれほど無い。そして、その範囲でもじゅうぶん過ぎるほどの満足を得られる。
美し過ぎる風景を前にあらわす言葉があるほどの文才も無く。ビーチから宿泊地までの30分ほどの道のりもまったく苦にならず、途中で寄道した喫茶店からの絶景も
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素晴らしく、夕方には宿に戻る。この喫茶店も宿と同じ集落にある。ここの集落の名は「ヤマバレー」と言うらしく、字は「山原」と書く。まあ、「ヴィラ・ヤマバレ」という宿の名から、ああ、これは「ヤマバレ」と読むのだろうな、と想像できたが、普通は読めないな。最大限沖縄的に解釈して「ヤンバル」かしらん。近所の「川平」は「カビラ」であり、いずれも当て字なんだろうが。
この日の夕食は前日とは違って洋食。こりゃまた大変結構で、昨日と同じ地ビールも美味しく、しばし陶然とする。特に、大きなゴーヤやらの沖縄野菜がゴロゴロ入ったトマト煮込みと、近所の集落で取れたかぼちゃのスープが旨かった。