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日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

まずは琴平へ

5時半起床。今日から瀬戸内に遊びに行くわけです。今回の目的は、一部の方にとっての聖地、直島であるのだけれど、3月頭に直島のベネッセハウスに予約を取った時点で大概満足してしまったので、それ以外の旅程の組み立てがグタグタである。さて、またまたどうなりますことやら。
羽田空港で7時に待ち合わせ。朝ごはんどうしようか、ということで、第1ターミナル地下のエディアールという紅茶屋で、無愛想で鼓笛隊然とした衣装のおねーさんに給仕されながら相方はクレープ、自分はサンドイッチ。「フランスにはじめてパイナップルを輸入したことで知られるエディアールは…」と書いてあった。そうなのか。知らんけれど。
8時10分のJAL便で、一路高松へ。今回もJALなのである。別にJALが好きなわけではないのだが、なにしろ、おともdeマイルが使えるので必然、JALなのである。たい平の干物箱を聴きつつ、順調に到着。路線バスとは思えぬ、マイクロバスの琴平行きに乗り込んで、まずは「うどん街道」で下車。こういう名前のバス停なのだ。
讃岐に来たら、なにしろうどんである。しかし、「裏の畑に行って、自分で大根抜いてくるようなうどんや」は、車を持たない身にはなかなか到達し辛いものがあるので、安直にバス停に近い店で済ませよう、というわけで最初に「小懸家」。元祖しょうゆうどんの文字も麗々しい。しょうゆうどんを注文すると、大根がまるまる一本出てきて、おろす。ひたすらおろす。おろしつつ、おでんを食べながら待つ。出てきたうどんに山盛りの大根おろしやら、ネギやらをたーんとかけて食べれば、つるつるしこしこ、大変に、んまい。それでもって安い。素晴らしい。

次に、目の前の「長田うどん」へ。こちらは釜上げが名物であるとのこと。今度はしょうがをすりつつ、待つ。しかし、250円は安いなあ。素晴らしい。小懸家とはまた、やや毛色が違うけれども、こちらも美味い。
11時前に、朝食含めて3食したので、おなかいっぱいである。もう一軒、は断念し、「八幡」というバス停から琴平行きのバスで、ことでんの琴平駅へ。荷物を預けて、こんぴら参り。

みやげ物屋が並ぶ参道の階段をえっちらおっちら上る。途中、人が担ぐ「かご」に乗っている人は誰もいなかった。6800円は高いでしょう…。785段(途中、くだりの石段が1段だけあたが、あれはどう数えているのだろうか)の石段を登り、御本宮からの景色を堪能。

山を下って…途中、高橋由一の絵画館にかなり惹かれたが…こんどは参道にある「中野うどん学校」に入る。この名前、陸軍の中野学校を意識しているのだろうか。ここではぶっかけを食べた。手塚治虫のサインがあった。
JRの琴平駅に出て、高松に向かう。本当なら丸亀で下りて、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館に行くべきところなのだが、企画展が以前見た「ドイツ写真の現在」だったし、ま、今回はパスということで…。

高松でひたすら食う夜

高松のお泊りは全日空ホテルクレメント高松。本当に高松の駅前にある。港が一望できるよいお部屋であった。

繁華街に出ようと思ったのだが、歩き疲れ、食べ疲れたので、ゆうごはんを食べるために、これまた目の前にある「サンポート高松」へ。馬鹿と煙は…の伝で、まずは30階の展望台に上ってみる。無料なのは嬉しい。港の夕景が綺麗であった。

んで、夕飯は、ここの1階にある「いただきさんの海鮮食堂」へ行く。本日5食目。漁師さんだか市場の人だかが始めたお店だそうで、市場の前に本店があり、この駅前店は支店であるらしい。しかしあなた、高松に来たら、ごはんはここで食べなきゃ駄目ですよ、素晴らしいのだから。内装は、ビルが小奇麗なのでこざっぱりしているものの、作りは食堂然としている。お膳を持って自分でおかずを持ってくるスタイル。
しかし、並んでいるのが刺身、煮魚、焼き魚、言えば揚げてくれる天ぷらなど、うまそうなものばかり。しかも安い。オススメのままにどんどん取ってしまい、おいおい食えるのかよこんなに、な様相を呈したのだが、

これだけあって、ついでにビールまで飲んで、二人で4000円ちょっとである。そして、美味い。非常にうまい。どれを食べても身の締まってることよ。一生懸命に食べて、大いに幸せである。魚魚魚であった。感服した。腹いっぱいだが、なにしろ魚なので胃にもたれないのが、良い。
腹ごなしに港をぶらぶら散歩し、誰もいないホテルのバーで一杯やって(チャージなし、飲み物30%OFFのチケットを貰ったので)、すっかり幸せな気分で9時過ぎには寝てしまったのであった。