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日毎に敵と懶惰に戦う

はてなダイアリーから引っ越しました。酒と食い物と美術と旅と横浜と建築と演芸と…

神流川発電所へ!

越後湯沢の宿で5時起床、朝風呂を浴びて出発、6時15分の水上行きから、水上で高崎行きの乗り換えて、高崎駅に8時着。高崎が地元の、大学のサークルの後輩、K君に車を出してもらい、あの神流川発電所にいくことになったのですよ!先日、こういう記事があって
http://ralf-halfmoon.jugem.jp/?eid=468
http://www.tepco.co.jp/gunma/kanna-gawa/10_0-j.html
おー、見に行きたい!と思っていたのだけれど、とにかく車が無いとどうしようもない場所。ちょっと諦め気味だったのだけれど、K君が誘ってくれて行くことができたのです。ありがとう!
高崎駅から車で1時間半、富岡、下仁田を通り、上野村へ。上野村、そう、御巣鷹山のある、あの上野村。村の中心地にある、見学ステーション

事前に予約していたので受付を済ませて、10時のコースの開始を待ちます。こんなパンプレットもくれますよ。

9時45分に説明スタート。今日の参加者は26人、土木関係の人や、海外の人もいるみたい。この日はちょっと余裕があったけれど、この先お盆は毎日予約で満員で、けっこう人気があるんだな、と。で、説明の中で、写真は撮影しても構いませんが、webにアップしたりしないでください…とのこと。特に理由の説明はなかったけどね。この解説のお姉さん(と呼ぶにはちょっと厳しい年齢だけれど、敢えてお姉さん)、上野村の人なんだけれど、淡々としているのに妙に面白いんだ。ニコニコ笑顔!みたいな感じじゃないけど、事務的みたいな説明からユーモアが溢れている感じが、プロの仕事ですよ。
バスの乗せられて出発、発電所の入り口までは30分の道のり。発電所とダムを建設するために東京電力が整備した道を進むんだけれど、どっからどこまで写真をupしちゃダメ…みたいな話もなかったので、もう何にもupしないことにします。うへへ、自分で来てください。発電所の巨大な機器を運び込むのに、25mのトレーラーが入れるように道路から整備した…というのだから、ホント、ダムとか発電所とか、一大土木事業だわ…
20分ほど進むと、いよいよ発電所の入口。地下500mに作られた発電所に向かい、トンネルに入っていくのだけれど、このトンネルの入り口、防犯目的、動物とかが入らないように…ということで、シャッターが閉まるのですよ。これがもー、秘密基地みたいで、いやがうえにもテンションがあがります。トンネル内は、通常の蛍光灯と、停電時のためのバッテリー駆動の緑の蛍光灯に照らされた空間。勾配9%の下り坂は、80トンの荷物を積んだ25メートルのトレーラーが通行できる限界です…とか言われると、ほんと、ワクワクしてきますね!
坂を下りきったところでバスを止めて、ここから、シャッターの向こうにある空間へ…。いやあ、この、足を踏み入れた瞬間の興奮ったらなかったわ…。高さ52m、幅33m、長さ251mの巨大地下空間、まさにヱヴァンゲリヲン新劇場版:破の煉獄エリアそのまま。圧力に抗するために、全部で3700本刺された杭、壁全体にびっしりと広がる光景がものすごい。あのね、ここの写真を公開しちゃいけません、ってのはおそらく防犯上とかいろんな理由なんだろうけれど、これは写真で見てもすごさがわかんないからなんだよきっとほんとは。実物見ないとすごさがぜんぜんわかんない。実物見たほうがいいよ絶対!
天井には、発電所の機械を釣るための270tクレーンがどーんとあって、こっちも凄い。トレーラーがこの巨大空間に入ってくると、クレーンで積んできたものを釣って、大きくていっぺんに運びきれないものはこの地下空間で組み立てられて、そして設置されたのだそうで、ううう、すごいなあ…
あ、この発電所の構造、さっぱり説明してなかったですね。ここは揚水式発電所で、夜間電力で水を上の湖(長野県の南相木ダム)に組み上げて、電力需要のピーク時に、下の湖(上野ダム)に水を落として、それで発電する仕組み。上部ダムと下部ダムの落差が653mもある。これだけの高低差をだすために、2つの県をまたがるこの立地が必要だったのだ、と。そして、その653mの落差の下に発電所を建設するために、こんな地下500mの巨大地下空間が必要になったのだ、ということ。
現在は初号機…じゃない、1号機のみの稼働で47万kwの出力。最終的には6号機までで282万kw、世界最大の揚水式発電所になる計画があるんだけれど、電力需要の予測修正もあり、いまのところ決まっているのは2号機までの建設、ということだった。これは平成24年を予定している。
この巨大地下空間で、その発電機そのものや、電気管路も見学して、いや、そのスケールの大きさに驚きます…。一通り機器も見物したあとは、この巨大地下空間を一番見晴らしの良い場所から眺められるスペースに上り、またまた撮影大会。そしてここで、発電所の構造などを解説した映像をいくつか見るのだけれど…。最後にみた7分のイメージ映像、村の自然の紹介みたいな部分がけっこうあって、肝心の工事中の映像があんまりない!これはですね、是非、7分全部、ワクワクするような工事中の映像に差し替えていただきたいと思いました!
…いやまあ、こういう見学会をやっている目的は、安全で環境に配慮してます!的なアピールが一番なんだと思うんですよ、東電的には。でももっと、技術アピールみたいなものが強いほうが、子供も、大きなお友達も喜ぶんじゃないかな…
そんなわけで見学が終わり、またしてもバスにのって見学ステーションまで、都合2時間のコース。遠いけれど、行って損は無し。ぜひぜひ、お好きな方は行っていただきたいと思います!

高崎周辺名所めぐり

すっかり満足したけれど、まだ12時だ。車で下仁田まで出て、うどんで昼飯。高崎市内に戻って、磯崎新群馬県立近代美術館





いやあ、磯崎だねー。立地も、群馬の森、という、大変広々した良いところですね。建物ながめて満足したので、次にガトーフェスタ・ハラダの本店へ


ちょっともう、冗談みたいなラスク御殿。正確には本店ではなく、『新本館シャトー・デュ・ボヌール』とのこと。なんというか、すごい。いやー、すごい。ラスクは美味い。あと、一部の店舗でしか買えないケーキを購入。これも美味いそうです。
さて市街地に戻り、次に、孤独のグルメに出てきた焼きまんじゅうの店へ。焼きまんじゅうは上州のソウルフードであるらしい。ふわっとしたまんじゅうを焼いて、甘辛いタレをつけた焼きまんじゅう、確かにおいしかった。1本160円なり。
また車に乗って、こんどは安中へ。これから工場好きの聖地、安中の精練所へ。安中駅からすぐ近いのがいいですね。陸橋の上がベストビューポイントか


ちょっと雨にけぶっていたけれど、素敵でした…。
この後、また高崎市街地に戻り、イタリアンの店で晩飯。値段が手頃で味もよく、大変満足で、結局3時間半ぐらいいたかなあ、2人でワインを3本あける。代行を呼んで、私は高崎駅から普通列車の上野行きに。乗ったとたん、上野駅に着いていた。近いねー、上野駅は(こらこら)。磯子行きの京浜東北線に乗ったら確実に寝過ごすな…と思ったので、がんばって次の桜木町行を待ち、乗車。やっぱり、乗ったとたんに桜木町に着いていた。ツーデーパスをお得に使えて満足です。楽しい旅行でした。