台風迫る中、大倉集古館へ
日曜日、午前中は台風をやり過ごすために、のんびりお茶。昨日、大倉陶園のアウトレットセールで買ったカップでコーヒー。
野鳥シリーズはもう販売終息らしい。これはエナガ、ムラサキシキブも描かれていて、秋の気配。お皿も一緒に買った、黒猫の小皿、これもアウトレット品。
ちなみに、アウトレット品には、こういう、J.Bというマークが付きます。
けど、何が良くなくてアウトレットになったのかさっぱりわからん…。ちょこっとカスレとかハミ出しと言えるかな?くらいな程度。
平和島の骨董市で買った呉須更紗のティーカップはまた別の刻印が入っていて、これは明らかな傷があるんですよね。
通常の大倉陶園の刻印を入れる前の段階で傷が入った、明らかな二級品みたいな扱いなのかな?
台風はまだ大丈夫そう…なので、出かけられるかな?という雰囲気なので、都内へ。
銀座一丁目『Cha Nova 台湾茶飲料専門店』通り掛かりで地下に入った店。ドリンクは本格派で種類豊富、デザート、愛玉子もパイナップルケーキも凄く旨い。
調べたら2年前の開店で、店主もガチ中国茶好きな人。最近出来てるタピオカドリンク店とは格が違う本格台湾甘味の店だった。立地も良くおススメ。
さらに有楽町へ。新国際ビルで、台南を紹介するイベント。
適度に緩い感じと、美味しそうなものたちが、また、台南に行きたくなる…。
さて、坂道をのぼり
大倉集古館である
5年半の時を越えて、9月12日にリニューアルオープン。ちょっと見せてもらう機会に恵まれる。
改装は谷口吉生。明るくなった館内、クリアになったガラスケース、地下に生まれた空間、周囲を整理して四方からよく見えるランドマークになった伊東忠太建築。
コレクションの良品と、呉春蕪村を集めた目出度い展覧会『桃源郷展―蕪村・呉春が夢みたもの―』を見る。桃源郷を描く蕪村呉春と、桃源郷や桃に関わる中国美術を集めたもの。中国美術に強い大倉集古館ならではの視点で、蕪村呉春が紹介されていて、吉祥の桃モチーフが多数出展されていて、中国クラスタ的にもとても面白い内容だと思った。
帰宅できなくなったら大変なので、さっと帰宅しましょう