月曜日、5時過ぎに出発しようと思っていると、きっちり4時40分くらいに目が覚めるので褒めてほしい。横浜駅からバスに乗る。大黒ふ頭に先週はいた、ダイヤモンド・プリンセスがいなくなっている
今は本牧の造船ドックにいるらしい、と教えてもらった。羽田空港到着、欠航も多く、運行する便も空いていますが、那覇や新千歳行きのF、伊丹や中部行きのJは満席の模様…
那覇のFとかは、FOP倍付けに釣られた修行僧なのではないか。外出自粛とか言ってるときに、施策としてどうなのか。先にANAがはじめちゃったので、JALもやらざるを得ないのだろうが…
6時半の便に乗り伊丹に向かう。ANAはずいぶん前から、飲み物のサービス中止、機内誌を置かない、などの対応をしており、そのあたりがぜんぜんなJALと対応に差があったのだが、ようやく、JALも飲み物の配布方法が変わっていた
伊丹到着、あさごはん。『LE PAN』であさごはん。
珈琲付き500円のモーニングに、オプションで特製シャルキュトリをつける。旨味と甘味が少なくて肉肉しい丹羽黒豆味噌ともち豚のソーセージ。朝ごはんフェスティバル(is何)日本一だそうで、パンも美味しいお得なセット。
バスで阪神甲子園に向かい、さらに仕事先へ。午前中で終了し、甲子園駅に戻ってコメダで仕事。さらにまたバスで移動し、伊丹空港で仕事。飛行機乗る前にお土産コーナーをのぞいたら。右のものが売っており
いかなご漁が一瞬で終わったというニュースの翌週あたりに、左のものを伊丹空港で見掛けて買ったのだが、今日見かけたのは右の「新物」。今年は不漁なので2020年産は「新物」表示だけ、左のものは2019年産のいかなごのくぎ煮であると。左のものだけ売ってた時はそんなこと書いてなかったよ…
右の「新物」のほうの「いかなごのくぎ煮」は『活きの良いいかなごを生のまま丁寧に炊き上げました。』と書かれているけど、左のは書いていない。去年獲れたものを冷凍保存しておいて、今年になってから炊いたのかな…。左のものを知らずにお土産で渡してしまった
3月29日からスタートした羽田の新ルートには乗らずに?澄川喜一デザインを眺めつつ
着陸。で、バスの時間までちょっとあったので、第2ターミナルへ
昨日開業した、羽田空港第2ターミナルの国際線出発ロビー。
ほとんど欠航で人は疎ら。実に時期の悪い門出である。利用してるのはANAだけだが、そのうちスタアラの航空会社も来るのだろうか。スタバと蔦屋書店があった
第3ターミナルと同様に。ここにも千住博が…
バスに乗って、山下公園前で下車、中華街へ
中華街の鳳林、2階はかなり広いんだけれど、私たち以外にお客が居ずに貸切状態。窓も開けて換気して、円卓にゆったり間隔をあけて座っての宴会である。
『まじでコロナウィルスに負けるな宴会プラン』は、前菜からしてすごいボリューム。毛鹿ザメのフカヒレが看板で、デカい皿にヒタヒタの旨味の爆弾に襲われたんですが、
この店ならではの味付けの海老、馬鹿みたいにでっかいホタテ、はじめから全速力でおいしいものばかり出てくる!
パリパリな皮にくるまれた食感も楽しいすり身、ほろほろ崩れる鶏肉の塊
北京ダック、ぐつぐつ煮えたぎる麻婆牡蠣
どんどん出てくる皿を、歓声を上げながら、瞬く間に胃におさめる面々。オーナーシェフのお店はやっぱり楽しい!
炒飯…というか、帆立出汁の旨味を纏ったオジヤのようなごはんは、おこげもできて、お腹いっぱいなのにいくらでも入る旨さ。
デザートのあとには、獅子舞のサービスまである凄いコースだったのです。
この値段でこんなに良くしてもらっていいのだろうか…!?こんな美味しい店がまともに営業できないような状態が早く終わりますように…
それにしても…一昨日は南粤美食、昨日は鳳林に行って、改めて、いろんなお店があることは大事なことなんだなぁ、と思った。やっぱり、南粤美食はだいぶ尖っていて、万人(ここで自分の両親や親戚をイメージして欲しい)に無条件で推奨できる店でも無いのだよな。南粤美食の美味しさ、鳳林の美味しさ、どちらも大切
南粤美食の、固くて噛むほどに旨味の出る前菜、甘さの奥に旨味が拡がる広東スープ、味の滲みたアヒルの舌、綺麗に処理されて清蒸風のタレにつつまれたセンマイ、ほんとにほんとに美味いんだけど、保守的な味覚の高齢者に無条件で勧めるには躊躇する旨さなんだよな
鳳林の、毛鹿フカヒレのうま煮、海老の甘辛揚げ、牡蠣の麻婆豆腐風、貝柱の煮込み炒飯、どれもこれも一筋縄ではいかない素晴らしく美味しい品々なんだけど、しっかり、保守的な味覚の人でも美味しく食べられる仕上がりになってるんですよね。南粤美食も、鳳林も、それぞれに楽しめる幸福よ!
幸せな気持ちで帰宅したのだった