大阪のビジネスホテルでおはようございます。とりあえず大阪城をお散歩して、それから京都に移動する算段。その前にあさめし…と思ったが、谷町あたり、ビジネス街で存外店が無い。あたりをつけて行った店は、日曜日限定のモーニングをやっていて、若い女性で行列だった
仕方ないのでマクドナルド…ですが、八軒家浜で食べて、大阪気分を出すぞ
ぶらぶら大阪城へ。大阪城、まともに来たの何年ぶりだろう…それこそ20年ぶりとかかもしれん
そしてこんなに広かったろうか大阪城
私は見たことないんだけど、プリンセストヨトミの断片的な話をずっと聞かされながら大阪城を歩いたので、大阪のイメージが断片的に過ぎ去っていった。このタイムカプセルの下に秘密があったりするのだろうか
蛸石にも秘密が…
暑い中歩きまわってお疲れ様です。そして暑いのに走っている人が大勢いて、私設給水所も設置されていた。ランニングクラブ的なものだろうか
京橋駅まで歩き、京阪の、京橋を出ると七条まで止まらない土日限定の特急で出町柳へ。
叡電に乗り換えて八瀬比叡山口へ。比叡山に行くのかと思った人たちが皆さん川岸に降りてゆく。
八瀬の駅すぐの高野川岸は、夏の川遊びの名所なんですね。確かに綺麗な水だった。こちらは瑠璃光院に向かう。
瑠璃光院、JR東海の宣伝もあってすっかり有名になりまして…。本来であれば春と秋の公開なのだけれど、今年は春がだめだったので、特別に初夏の公開となっている。大勢並ぶことを想定して待合場所も作られていたけれど
昼ごろのこの時間は並んでいなかった。気合の入ったカメラ抱えた男性の言うことには、あさイチは混んでいたみたい
で、さて、あの有名な、床に映る紅葉、青紅葉なわけですが…
おー…
これはすごい…んだけれど、このすごいのが
まあ、写経用の机に映っているという…。みんな頑張ってよく撮れる角度を探していて、なんでぇ、と思う向きもあるとは思うが、それはそれとして
窓の外の庭園は実に見事で、涼しい風が吹き抜けていて、行って損した、というようなものではまったく無いと思うのだった
順に現れる庭園はどこも隙が無く、自然の造形を活かした作りで
縁側から少し身を引き気味にして、縁側の額縁が作り出す見事な絵画をずっと眺めていたくなるのだった
人が多くなるとなかなかつらいものがあるかもですが
のんびり堪能して、さて、お腹もすいてきたが…あまりのんびしていると時間が無くなるので、とにかく比叡山に向かおう
八瀬比叡山口からケーブルカーに乗り
終点でかわらけを投げて
さらにロープウェイを乗り継いで
比叡山山頂へ。比叡山の交通手段についてまったく知らなかったんだけど、山頂から延暦寺までは、さらにけっこう遠いのね…。ケーブルカーの窓口氏にバスを勧められたが、歩けば歩けますけどね…と口籠るルートで向かう
ハイキングというのは少し山道ではあったけれど、ずんずん進むと、大変長めの良い場所を通れた
生涯初めての比叡山延暦寺、全山回ると時間がなさそうなので、今回は東塔だけにしておく。それにしても広い
そして根本中堂へ。
中は大修理中だったけど、巨大な見学用の足場から全景を眺められて却って満足だった。
そして伽藍の中、薄暗い中心部、「修行の谷間」の内陣を遠巻きに見る構造は、何か異様な程、神秘的な緊張感があって、これはなかなか、来てみないとわからないものと思った。
今回は東塔だけだったけれど、修理中で巨大な建屋に覆われた根本中堂、あらゆる宗派の祖の肖像画が並ぶ大講堂、急な石段の先の超急な階段で登る文殊楼
テーマパークさながらに楽しませていただきました
東塔を参拝し終える頃にはもう夕方、来た道を戻るのもつまらないので、坂本ケーブルカーで琵琶湖側に下りる
坂本の街もなかなか見どころがありそうだけれど、今回は通過するだけで
路面電車がそのまま地下鉄になって、京都の中心部まで。晩飯は『都野菜賀茂』という店にしたのだけれど
京野菜は美味しかったが、もとよりちょっとチープな雰囲気が、この時期で、さらにブッフェが寂しい雰囲気を漂わせていて、なかなか、辛いものがありますね。京都駅に向かい、伊勢丹を覗いて、改札をくぐる。20時前でも阿闍梨餅が大量に売れ残っている…。
アイスを買って20時12分発ののぞみの車内で美味しくいただいていると
新横浜はすぐだったのでした