日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

横浜都市発展記念館『モダン横濱案内』、横浜開港資料館『ときめきのイセザキ140年』

アジアカップを見ていたので、のんびり起床…朝飯はうどんを茹でる。いい天気なので布団を干して、のんびり。そのままお昼過ぎまで。
1時過ぎに出掛けて、自転車で、馬車道まで。寒いのう。天気はいいけれど、ちょっとずつ雲が出てきている。馬車道の五味香で昼飯、蒸し鶏のランチが美味かった。美味いんだけれど、客が私以外にいませんでした。
横浜都市発展記念館へ
横浜都市発展記念館
『モダン横濱案内』という展覧会で、関東大震災復興から先の、ダンスホール、カフェ―などの賑わい、モダーンライフの様子がいろいろわかる資料山盛りで、面白かった。横浜の名物は何か、なんて読者投票を募った新聞記事なんか、興味深い。牛肉だの、花見せんべいだの。花見せんべいってそんなに有名な名物なのね!さらに、ここの常設展もはじめて見たけれど、横浜の歴史がわかる資料がたくさんあり、古い地図なんかずっと眺めてしまいましたよ。面白いね、ここ。安いし。
ちょっと進んで、こんどは横浜開港資料館へ
横浜開港資料館
こちらで開催されいてる企画展は、『ときめきのイセザキ140年』。開港以来の伊勢佐木の賑わいを、いろんな史料で振り返る展覧会。特に興行に関する資料や、当時あった商店の数がわかる資料とか、かつて御徒町にあった上野文庫の専門領域、というような本、資料が沢山ありましてね。面白いなあ。『横濱吉原細見記』って資料があって、当時あった遊郭、岩亀楼についての資料とか、ね。今の横浜公園横浜スタジアムのところ)にあった港崎遊郭
港崎遊郭 - Wikipedia
燃えちゃってすぐに移転した先が伊勢佐木町の2丁目あたりで、そこを吉原遊郭と言ったんですね。そこもすぐに燃えて、また移転するわけですが。とにかく、その吉原遊郭の地図とか、そういう資料もありました。
あと気になったのが、昭和初期に、花見せんべいの店に『森永キャラメル大将』が来た時の様子。この『森永キャラメル大将』は森永の宣伝要員で、身長が2m13cmだか2m18cmだか、全国各地を訪れて、子供に大人気だったそうなんだけれど、いろいろ気になる。ちょっとググってみたところでは、もと白頭山という力士で、白系ロシア人らしい、とか。してみると外満州の出身か?まあ、見世物だよね、明らかに。現れた先は札幌、熊本、四国にも行っているので、全国的な知名度だったのか。それにしては出てくる情報が少なく、森永的には黒歴史なんだろうか。伝記とかないのかな。
ここの資料も堪能して…寒いなあ、東京は雪らしい。横浜駅東口まで出て108回目の献血血漿成分献血。帰宅して晩飯にしました