日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

横浜都市発展記念館『横浜にチンチン電車が走った時代』など

日曜日、ちょっと昨夜のお酒が残っておる…。11時前に出掛けて横浜へ。お昼を食べて、買物などして一旦帰宅。また自転車で出掛けて、山手のほうへ。べーリックホールってはじめて入りましたが、無料なのね。良いところですなあ。
港の見える丘公園から下り、中華街へ。春節のパレードなどをやっており、大層賑わっていて、爆竹が大活躍していた

中華街を後に横濱開港資料館の『港都横浜 近代日本のナビゲーター』が最終日なので訪問。開港当時は主要輸出品と言えば生糸などだったわけですが、最近品質が落ちていて、欧州が蚕の病気が復旧したら誰も日本のものなんか買わないんだからね!みたいな檄文とか、東京と横浜を結ぶ蒸気船の時刻表とか、いろいろと面白い資料を見ることができました。
続いて、昨日からはじまった横浜都市発展記念館『横浜にチンチン電車が走った時代』
横浜都市発展記念館
市電前史から72年の廃止に至るまで、また、市電以外の横浜の鉄道に関する資料がとても豊富で面白い企画展だった。の記念館には珍しく、お客さんが大勢いて、大変熱心な鉄道趣味の方々も多い。
戦前は、間門のほうに海水浴場があって、市電で海水浴へ!なんて誘致もしてたんですね。戦後、市電全盛期を迎えて、それから一気に廃止に向かい、全廃されるまでの、開業や廃止を知らせるポスターと路線図がずらっと並んでいたり。
東横線の開業した頃のポスターも面白かった。『近い!早い!安い!』と、渋谷から横浜に行くには省線は品川乗換えで50分、一方東横線は35分。省線は42銭、一方東横線は40銭、とか。綱島温泉駅に直営温泉、とかね。
これは展示はされていなかったけど
こんなだった開通当時の東横沿線
京急の同じような鳥瞰図はあって、昔はこういうの、好きだったですよね、みんな。
そうそう、横浜市営地下鉄の2号線とは何か、というのも、計画路線としてちゃんと描かれた地図があって、はじめて知りましたですよ。
2Fの世界のLRT写真や1Fの映像なども見物。この展示を見て、ついでに、市電保存館も行くと良いと思います
雨の晴れ間に、プールとか市電とか展覧会とか - 日毎に敵と懶惰に戦う
市電保存館に行ってきたのこと - 関内関外日記
閉館の5時までいて出ると、寒い。きょうは風が強くて寒い。昨日はしんしんと寒かったが、今日はとにかく風が…。八百屋で春菊を買って帰宅、ゆっくりお風呂につかり、晩飯にしたのでありました。