日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

今日のNHKスペシャル

巨大穴 天坑 謎の地下世界に挑む

中国南部の山岳地帯で、「巨大な穴」が次々と発見されている。最大のものは直径・深さ共に600mに及び、これらの穴は、神があけた巨大な穴という意味で「天坑(てんこう)」と呼ばれている…
http://www.nhk.or.jp/special/onair/060409.html

うひゃあ、面白そう。これは見なければ。

そんなに藤田好きか

7時起床。朝飯を食って10時前にお出かけ。いい天気である。渋谷から九段下乗換え、竹橋に出て、国立近代美術館で『藤田嗣治』展を。11時前だからまだ大丈夫だろうと思ったが、チケット売り場は長蛇の列、建物の中はえらい混雑、そして展示会場はそれに輪を掛けて酷い混みようで、立錐の余地無し。ひえー。新聞の宣伝効果なんだろうかなあ。藤田嗣治ってそんなに人気あったっけ?
全部一生懸命見ていると息切れするので、途中は適当に流し…しかし力士の絵などは独特の風合いがあってあたしゃ好きだ。やはり、今日のお目当ての戦争画である。
その迫力たるや…。私が不思議でならないのは、この画はあきらかに…『神兵、救出に至る』はともかく…その描き出す世界は悲惨そのものであり、希望だとか、勝利した喜びだとか、胸躍る戦場の躍動感とか、そういう、プロパガンダにつながりそうな要素がまったく見られないのである。軍部は、これでいいと思ったのだろうか。そして藤田の視点から言えば、ある意味、後世の自分にとっては汚点になるかもしれないこれらの絵において、まったく他の追随を許さない境地に達していること…全身全霊で打ち込んでいること、それに、鬼気迫る芸術家としての思いを見るようである。これらの画が真に鬼気迫るのは、題材と作品が素晴らしいからだけではない。藤田自身の生命を賭すような思いが込められているからなのだろうか。
次の部屋の作品、動物の晩餐会など諧謔に富んだ画は、戦後、日本に…というか日本の画壇でいたたまれなくなった思いが込められているようで、悲しい。
それにしても、混雑しすぎである。みんなそんなに藤田嗣治好きなんだろうかなあ。
常設展も眺めて美術館を出る。

今日も徘徊

九段下を通って飯田橋まで歩き、中央線に乗って千駄ヶ谷東京体育館のプールに今日も。1時間弱で2kmほど。昨日の疲れも残っているなあ。コンスタントに1時間3kmくらい泳げるようになりたい。そのためには筋肉つけないといかんか。
プールから上がり、神宮の外苑を抜けて、並木道で、スウェーデンから上陸する家具屋さんの『IKEA』の展示など眺めつつ、青山一丁目から乃木坂に出手、乃木神社で結婚式をしているのを横目に、乃木坂を登って、ベトナムコーヒーの店でフォーを食べて、六本木。図書館でゆるゆると人生について考えていたら、仕事の電話でトラブル対応。1時間くらいかかる。やれやれ。しかし、今日はいい天気で眺めが良いね…