日曜日、5時半に起きて自転車でお出掛け。三溪園に向かう。毎年、7月から8月の頭にかけて、蓮の花が開いているところを見られる「観蓮会」をやっていまして、朝の6時からオープンするんですね
以前来た時は、高そうなカメラとレンズをかかえた老年の方が目だったけれど、今回は若い人が多かったな。ひとりで写真撮ってる女子とかもわりといましたし
蓮の花はまさに今が盛り、と言う感じ
蓮の葉を使ったシャワーなども設置されておりまして、葉脈から綺麗に水がでるものですね
で、毎度、1人で来ていたのでおにぎり買ってきて適当に朝飯済ませていたんですが、今回は2人なので、ちゃんと名物の朝がゆ食べましたよ
この朝粥が、思いのほか、立派なものなのでありまして、大満足
その後も、建物の中を除き、朝からちゃんと全域オープンしているので、三溪園の中をうろうろお散歩していたのでした
そろそろ出ましょう
で、さて、三溪園にくるまでの間、どうやら今日は地元の本牧神社のお祭りなのだな、ということがわかりまして。ちょっと様子を見に行ってみよう…と本牧神社に行ったら
今年で452回目という「お馬流し」の行事、ちょうど、神社からお馬を出すところに出くわしまして、しばらく見ておりました
地域の厄災を一手に引き受けたお馬6体を海へと流す神事で、お馬は歩いて運ぶことなく、人の手から手へ渡していく習わしのようだ
奥のほうに写っているタブレットを見ている人、中西健治であるな…。
お馬は人の手から手へ、石段も下って運ばれて、そこには、船に見立てた車が待機している。埋め立てられる前は、この時点で船に乗せることができたんでしょうね
車にどうやって乗せるのかな…と思ったら、その時もはしごを渡して、ちゃんと手から手へ、なのであった
車に乗せられたお馬は板を外されて、先頭に固定されて
万歳とともに、本牧漁港に向かったのでした
あとから続く、各町会の車列。海に流すところも、こんどは見てみたいですね。さて、自転車で山下公園まで戻っても、まだ9時半。朝早いというのもあるけれど、とにかく暑くなってきて、人がいない。雨宿りのように日陰に避難している人が少々
で、気になるのが、大さん橋に停まっているでかい船である
形状からお察しのとおり、あれは自動車運搬船。近づくと、ほんとにでかい、壁のようだ
「うみ博」というイベントに合わせて寄港した自動車運搬船、内部見学ができるんですね、もう申し込みは終わっていたけれど
大さん橋の中から見ても、本当に壁なのだった。蒼い壁
まだ時間は10時。朝が早いと日が長い。横浜トリエンナーレ、昨日の続きに行きましょう。まずは横浜開港記念会館へ
柳幸典のBankARTでの素晴らしい個展を再構成した、横浜市開港記念館の地下空間も、なかなかによき異界だった。
柳さんのトークを少し聞くことができた。以前の展覧会のほうが、そりゃ、はるかに良いんですけれど、こちらもなかなか。この作品は空いているうちに行くことをオススメしたい
さらに、赤レンガ倉庫の会場へも
赤レンガ倉庫の作品は素直に楽しめる作品が多かった。宇治野宗輝のサウンドスケープとクリスチャン・ヤンコフスキーが混ざり合う(合わない)カオスで楽しい空間
ラグナル・キャルタンソンの孤立した音楽が接続して融合する幸せな空間
ドン・ユアンの思い出の空間
VRで福島の帰宅困難地域に展示された作品を見る…んだけれど、作品の展示風景を見ていると、だいぶん、まぬけである
ま、いずれにしても、赤レンガ倉庫は楽しいのです
そろそろお昼なので、JICAの食堂のテラスでランチいただきまして
朝から活動的だったので、ちょっとさすがに疲れました。帰宅して家でゆるゆるお昼寝。夜、ちょっと出掛けたら、都橋で映画撮影中だった。スタッフや役者含めて韓国の人っぽかったので、韓国映画なのかな
そんなこんな、充実した週末でありました